わたしのはなし

よろしくお願いします。

エベレストで死ぬ

おす~。どうも。

さめです。

 

こんばんは。

この前よく知らないおじさんとフレンチに行ったので、その時の話します。

 

よく知らないおじさん

さめは北海道にいた頃、風俗嬢だった時期があるのですが、同じ頃にいくつかボランティア団体に所属していて、(オレは普段エッチなサービスを提供してお金を稼いでいるのに、なぜ非営利で慈善活動を?)と思いながら活動していました。

その中で毒霧番長が運営していた団体にいつの間にかいたのが"よく知らないおじさん"です。

ほんとによく知らない。誰?

年齢も職業も不明。昔起業して失敗したことと、たまに働いたりたまに無職になったりしてるってことしか知らない。

北海道のボランティア団体で知り合ったのに、気づいたら東京に住んでた知らないおじさん。

今でも度々無職になったりしているらしいのに、「銀座の寿司行くぞ」とか「裁判の傍聴行くぞ」とか「蕎麦屋に日本酒飲みに行くぞ」とか貴族の遊びに誘ってくる知らないおじさん。

なんなの?何してる人なの?

んで、今回は「中野のフレンチ行くぞ」でした。

 

 

突然のフレンチ

東中野駅で待ち合わせしたので総武線に乗ったんだけど、たまたま私が乗った車両に白黒のボーダーTシャツ・黒のハーフパンツ・ゴツめの黒いリュック の男性が4人いたので、かなり気まずかった。

本人たちも周りの人もみんなひょうひょうとした顔で過ごしていたけど、もし私が同じような状況になったら「アイデンティティーーーーー!!」と叫びながら乗ってる車両の窓ガラスを突き破って外へ飛び出してしまうかもしれないなと思いました。

 

5分ほど遅刻してしまったものの、無事に待ち合わせに成功し、駅から5分くらい歩いて外壁が真っ青なレストランに到着。

 

こんな感じのやつを食べました。

・謎のうまいムース?の上にカラメルがかかっているあたたかい前菜(おいしかった)

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・細かい小麦粉の粒?とニョッキの上にエビとかホタテが乗っているやつ(おいしかった)

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・肉(めちゃくちゃおいしかった)

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店員さんが一生懸命料理の説明をしてくださったんですけど、しっかり聞いてたのにどれもよくわからなかった。でもおいしかったです。

他にもなんか色々出てきたんですが、写真が下手くそ過ぎてあまり気乗りしなかったので、結局3枚だけ撮影しました。メシの写真を上手いこと撮れる女になりてえ。

 

普段良いレストランで食事する機会が全然ないので、どう振る舞えばいいのかわからなくて、(合ってる??これで合ってるの!?どのフォークを使うの!?スプーン一本余ったけどいいの!?なに!?)となってしまった。

こんなに土間土間やかぶら屋やサイゼリヤを愛している女なのに、どうしてフレンチに誘われたんだろう…バイト先でのアダ名が「ハイジ」の女、絶対いいレストラン向いてないでしょ…と変な汗をかきながらなんとか食事を済ませました。

 

 

エベレストで死ぬ

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その日のコースがデザートまで全部出て、コーヒーを飲んでるときに、よく知らないおじさんが突然真剣な顔で私に話しかけてきました。

 

よく知らないおじさん「おれさ、エベレストで死のうと思うんだよね」

さめ「なぜ」

 

よく知らないおじさん「エベレストって寒いのと酸素薄いのが相まって、死体がキレイに残るらしいのよ」

さめ「ふむ」

 

よく知らないおじさん「しかも、その死体を下ろすのにコストがかかりすぎるから、そのまま放置されるわけ」

さめ「わお」

 

よく知らないおじさん「それが登山家たちの道案内の目印になるわけ。ジャンパーの色とかで「グリーンマン」みたいな適当なアダ名付けられてさ。すごいだろ?飛び降りとかと違って死んだ後もしばらく誰かの役に立つわけよ。どう?」

さめ「(どう…!?)あー、いいんじゃないですか。でもエベレストって登るのに結構お金かかるんじゃなかったっけ?」

 

よく知らないおじさん「そうなんだよな~!だから今月からしっかり目に働きはじめたんだよ~」

さめ「エベレストで死ぬために!?」

よく知らないおじさん「そう」

さめ「そうか…」

 

あまりにも突飛なことを言うので、上手く反応できなかったけど、おじさんに対して「死ぬために働くのか?」って聞いたときに、(これはちょっと哲学的な話かもしれないな…)って思ってうれしくなってしまった。

 

何にしろ明日も明後日も生きるために何か理由が必要なら、そのために全力で死に向かうのってむしろ健康なことなのではないだろうか。

最初に聞いたときは(エベレストで死ぬ?そのために働く??どうかしてるぜ…)と思ってちょっとびっくりしてしまったんですけど、家に帰ってじっくり考えたら、働く目的や人生で目指すゴールが"死"でも何らおかしなことではないような気がしたんです。

大きな目標にするかどうかは別として、本当の意味で死ぬ以外のゴールなんて無いのかもしれないですよね。結婚してマイホーム買ってもその後どんどん人生続くわけだし。

 

 

全然関係ないんですけど、よく知らないおじさんは最近香川出身で京大卒の青年と仲良しらしくて、この前、「香川出身の友人と七色のうどんを作ってみました!🌈」っつって毒々しい色したうどんの画像を送って来たんです。

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なんかね、(はあ~~~こういう人が長生きするんだろうな~~)って、思いました。

 

自殺のはなしとかさあ!!!!するしさあ!!!「あんまり生きる気力が無いから、もうあとは死ぬまでどうやって暇つぶしするか考えないとな」とか言うからさ!!!!!!(大丈夫かな…私になんて何もできないけど…せめて話ならいつでも聞くよ…)とか真剣に考えてしまった自分が憎い!!!!!

 

一生様々な色のうどんでもこねてろ。

 

よく知らないおじさんがエベレストで死んだ暁には「レインボーうどんマン」と呼ぶことにします。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

ずっと楽しい

おすおす。さめです。

どうも。

 

5月末あたりから人生のピークみたいにずっと楽しいので、悲しいときに読み返して元気になるために書き残しておきます。

 

金曜日の話

金曜日の夜、例のごとく1人でお笑いライブを観に行った。

『ゴッタニ』というライブ。いやあ、楽しかった〜。

20組くらい芸人が出てくるんですけど、1500円なんですよね。

そんなことある?面白い大人が40人以上働いてるのに?

 

さめがお金持ちだったら、出待ちして面白かった芸人にお金渡しちゃうだろうな。

"人を笑わせるのが仕事"ってすごくない?テレビ以外にも、もっとお金稼げる仕組みがあればいいのに。

Aマッソっていう芸人が好きなんですけど、その人たちが「年間300本ライブやって月収8万とかだよ」みたいなことを言ってるの聞いたことがあって、かなりショックを受けてからずっと"すげー面白いのにお金稼げない人"のこと気になってしまう。

いると思うんだよな、めちゃくちゃおもしろいんだけど若手の頃に稼げなすぎてお笑い辞めちゃう人…

どうにかならんのかね、この制度。若手芸人のライブの入場料高くなったら困る人たくさんいるんだろうけど、さめの体感としては確実に値段以上の体験をさせてもらってるんだよな~~

 

ライブで散々笑って、最近よく遊ぶおじさんと待ち合わせしてお酒飲みました。

 すげえ口説かれた。

 

土曜日の話

土曜日は近所の美女に髪切ってもらった。

ゲイのおっさんがやってる焼き鳥屋で知り合った女、銀座の美容室の店長だった。かっこいいなあ。

私の心に住んでる田舎モンの中学生が鼻水垂らしながら(銀座の美容師さんだって…!しゅげ~~~!!)って騒いでる。

 

髪を切ってもらってる最中に「さめちゃん前髪かわいい~~~」「お!色入ったね!かわいいな~~~!」って魔法をかけてくるので、ほんとに可愛くなった気がしたし、あれは危ない。あんなの好きになっちゃう。

前に美女美容師とお酒飲んでるときに「どうやったら目の前にいる女の子が一層可愛くなるかを考えながらコミュニケーションとってると、どんどんその子のことが好きになっちゃって、お客さんが帰るときにはもう彼氏になったみたいな気持ちなんだよ~」って言ってたことがあった。

そのときは(ほ~~!)ってくらいだったけど、当日、実際に切ってもらって(これか…!!こういうことか…!!)って感動した。

もちろんお仕事でやってくれてるんだけど、本気で「かわいいね!似合うね!」って言ってくれてる気がして、かなりドキドキする。

だから付き合ってはならない男の職業3Bに「美容師」がランクインしてるんだな~~って腑に落ちました。あんなの抱き放題じゃん。女。

 

美女にメロメロになったあとは、近所のゲイの焼き鳥屋へ。

その辺に座ってた人と仲良くなって、そのまま近くのカラオケバー行って、おじいちゃんたちと一緒に山口百恵とか郷ひろみとかを歌った。

そこで仲良くなったお兄さんの家に行って「元カノが精神的に不安定な女だったので、付き合ってた頃、帰宅したら玄関でアッツアツのハッシュドビーフをぶっかけられたことがある」って話聞いてゲラゲラ笑った。

 

美女美容師から「仕事終わって彼氏と飲んでるよ~おいで~」って連絡入ったので、そっちに行って、美女の彼氏にあいさつして帰宅。

美女美容師の彼氏が「美女美容師とさめちゃん、性格とか喋り方がそっくり!」って笑ってた。嬉しいね。

 

 日曜日の話

好きな女と新宿で待ち合わせ。オレたちの「かぶら屋」へ。

いつもね、「今日どこ行く~?」「一旦かぶら屋に入って考えよ~」って言ってかぶら屋に行くんだけど、結局そのままかぶら屋で過ごすんですよね。良すぎて一回入ったら出られない。

その日のかぶら屋には「今、引っ越しの途中なんだけど、ついついかぶら屋来ちゃった」っておじさんとか、「北海道からかぶら屋に来た」っておじさんとかがいて意味がわからなかったし、(わかる。)と思った。

かぶら屋の魅力は言葉ではなかなか伝えられない。すごく好きなんだけど、「かぶら屋大好き!」ってことじゃなくて、気づいたらかぶら屋にいる。みたいな感じです。

 

ツイッターで知り合った知らないお兄さんが途中から合流して一緒にお酒のんだ。

ツイッターはほんとにすごい。呼んだら人が来る。知らない人なのに。ツイッターで知り合った人みんな気さくだし、どうなってんの?

 

その後好きな男と合流して、インターネットの人がやってるカレー屋に。

好きな男が「駅前で立ちションしているおじさんがいるので、そこで待ち合わせで。」と言ってきて、待ち合わせがかなり難航した。

 

インターネットの人がやってるカレー屋には案の定インターネットの人しかいなくて快適。

初対面のインターネットのお兄さんと相席させてもらったんだけど、いい人でよかった。

事前に「彼がいると場がしまる」って情報だけ知っていたのですが、本当にそうだった。真顔で冗談言う人大好き。

 

私がいちいちうるさいタイプなので、"全然動じない人"にいつもあこがれてしまう。

面白くてもつまんなくても意味わかんなくても ひょうひょうとしていられる人ってどうなってんの?構造が違いすぎて(そういう訓練受けてる人なのか?)と疑ってしまう。

この日相席させてもらったインターネットのお兄さんなんて、カレー屋でスパイスを煮込み始めて、店にいる全員が咳き込んでたときも「あ、僕は平気なんで…」って言ってひょうひょうとしていた。なんなの。絶対そういう訓練受けてる。

"そういう訓練"ってなに。

 

カレーもビールも美味しかったな。

 

 

最近毎日こんな感じで、楽しいです。

脳があんまり無いので、どこにいても何をしてても大体楽しいタイプなんだけど、それでも今の場所を選んでよかった。

 

おわり。 

メイドカフェ行きました

おすおす。

さめです。どうも。

 

この前人生で初めて本格的なメイドカフェに行きました。

 

北海道にいたころに"メタルバンドやってるかわいい女がメイドの服着て永遠と濃い酒を出してくれるタイプ"のメイドカフェには通ってたことあるんですけど、本格的なメイドカフェに行くのは初めてでした。

 

今回行ったのは@(アット)ホームカフェ秋葉原ドン・キホーテ店。

一緒に行ったのは取引先のワタべ(仮名)さん。

ワタべさんスペック

・37歳
・独身彼女なし
・実家暮らし
・趣味:ワインとスニーカー集め
・見た目:細身の色素薄い系イケメン
・性格:気が弱くてノリがいい

気さくなオシャレお兄さんです。

 


メイドカフェ行くことになったきっかけ

さめの会社は秋葉原にあって、その日は弊社の近くでワタベさんと打ち合わせ。

帰りに秋葉原のメイン通りをワタベさんと一緒に歩いてたんですけど、その辺にはいつも客引きのメイドさんがうじゃうじゃいるんですよね。5~10mに一人の感覚でかわいい女が立ってることにテンションが上がるオレ。

もう何度も見てるはずの光景なのに、色とりどりの衣装を着たかわいい女たちがニコニコしているのを見るとどうしても(ヒューヒュー!ここはほんとにいい街だねえ。あたしゃこの街が大好きだよう。)と ちびまる子になってしまう。

ワタベさんが「いや~すごい街っすね~オレもメイドカフェ行ってみたいな~」って言うのですぐさま「お。最高だ。行きましょう。」ってことになりました。

そのあと予定があったので適当に別日でスケジュール決めてその日は解散

 

 

メイドカフェレポ

ついに待ちに待った当日。

事前にワタベさんとやり取りしているときに「オレ札束握りしめて行くので、さめさん好きなだけ豪遊していいですよ~」と男気(?)を見せてきたので、もうほんとにお言葉に甘えて豪遊してやろうと意気込んでいました。

 

秋葉原駅で待ち合わせして、客引きのメイドさんがたくさんいる通りを2周くらいしながら「どのお店にします~~?」「あ!あの子かわいい。」「うわ、今こっち見てくれた。お~~かわいい。」みたいなやり取りしました。

童貞ナンパ厨のそれである。

37歳実家ぐらしのお兄さんと24歳ぽっちゃりOLなのに、メイドカフェ選びで変なテンションになっちゃうのほんとにイタい。

 

ウロウロしている間にワタベさんが「オレ、メイドカフェのこと勉強してきたので聞いてもらっていいですか?」って言うから勉強の成果を聞かせてもらいました。

メイドカフェのルール

その1、メイドさんの写真を撮ってはいけません。

その2、メイドさんの個人情報を聞いてはいけません。(本名はもちろん出身地とかも…!)

その3、メイドさんに連絡先を渡してはいけません。

その4、メイドさんに触れてはいけません。

以上です。」

多い。ルール多い。元風俗嬢としてはそんなにガチガチのルールで大盛況なのが不思議です。

そういうことではないんだろうけど、メイド風俗行けばよくない?触り放題だよ?

 

それはそうと、秋葉原ではメイドカフェが飽和状態で、今や"◯◯カフェ"だったら何でもありになってるみたいで、

アイドルメイドカフェ(アイドルのメイド(?)と戯れることが出来る)

ネコカフェ(猫と猫の格好したオナゴと戯れることが出来る)

戦国カフェ(フリフリした着物みたいなのを着てるオナゴと戯れることが…略)

コスプレカフェ(アニメキャラにコスプレしたオナゴと…略)

男装カフェ(男装した…略)

と、まあ色々あってどれがいいのかわからぬ…

ってことで結局メイドカフェ二大勢力の「@(アット)ホームカフェ」にしました。(ちなみに、もう一個有名なのは「めいどりーみん」

 

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店の前に着き、キョロキョロしてたんですけど、その時点でお店からあまい匂い。 

かなりメルヘンな香り。嗅覚から攻めてくるじゃん。

そういうところなの?五感を活かして楽しむところなの?と戸惑っている私達を見かねて案内人(?)のお兄さんが「おかえりなさいませ~只今ご案内いたしますので、こちらでお待ち下さい」と声をかけてくれました。

「こちら注意事項など書かれていますので、ご覧になってくださいね~」と注意事項が書かれたメニュー表みたいなのを渡されました。(ほんとに細かいルールが色々書かれてました。)

 ちょっと待ってたら案内役のメイドさんがきて「おかえりなさいなさいませ。ご主人様、お嬢様!ご案内いたします!」と元気よく登場。

廊下を歩いていく中で鈴みたいなのを鳴らされてさらにもう1度「おかえりなさいませ!」他のメイドさんたちも声を合わせて「「おかえりなさいませ!」」

感動ですよね。

テレビとかでよく見るアレじゃん。メインイベントじゃん。

「ほんとに言ってもらえるんだ…」と"生おかえりなさいませ"を噛み締めながら案内された席に座りました。

案内してくれた新人さんの舌っ足らずな説明をニコニコ聞くさめ。入店した瞬間から顔が引きつっているワタベさん。なんで来た。

システムとしては、普通にドリンク・食事・ゲーム・チェキなどを単品を注文するパターンとそれらのセットを注文するパターンがありました。

@ホームカフェではメニュー名が以下のようになっています。

ジュース→じゅーちゅ

ホットの飲み物→あちゅあちゅのお飲み物

アイスのドリンク→あいちゅのお飲み物

オムライス→おむらいちゅ

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 普段だったら「ああん!?まっくろしゅわしゅわ(コーラ)だあ!?ええかげんにせんかい!!!!」となるところですが、ここは天下のメイドカフェ

ワタベさんは戸惑っていましたがさめはもう開き直りきっていたので(わあ~かわいい~)みたいなテンションで楽しくメニューの説明を聞けました。

 

2人ともドリンクとチェキがセットになっているメニューを注文。

ドリンクは単品メニューの中からなんでも選べるとのことで、せっかくだしメイドさんが作ってくれるスペシャルカクテルを。

色とアルコールの強さが選べるというので、ワタベさんは「ピンクのアルコールの強さ普通」さめは「赤のアルコール強め」を注文。

 

アルバムを見ながら一緒にチェキを撮るメイドさんを選んでいるとメイドさんがシェイカーとグラスを持って現れました。

メイドさん「今から魔法をかけるのでご主人様も協力してください~♡」

さめ「は~~い♡」

ワタベさん「…」(なんで来た。)

メイドさん「今から私が言う魔法の呪文を繰り返してくださいね♡ポーズは萌え萌えポーズ(※)で応援してください♡いきま~す♡」

さめ「はあ~い♡(萌え萌えポーズ)」

ワタベさん「…」(もう帰れよ)

 

※萌え萌えポーズ

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メイドさん「フリフリ♡」

さめ「フリフリ♡」

 

メイドさん「シャカシャカ♡」

さめ「シャカシャカ♡」

 

メイドさん「萌え萌え♡」

さめ「萌え萌え♡」

 

 メイドさん「キュンキュン♡」

さめ「キュンキュン♡」

 

メイドさん「にゃんにゃん♡」

さめ「にゃんにゃん…(長いな…)」

 

メイドさん「わんわん♡」

さめ「えっ…わんわん…!」

 

メイドさん「ピヨピヨ♡」

さめ「ピヨピヨ…!?!?」

 

メイドさん「美味しくなあ~れ♡」

さめ「美味しくなあ~れ…!!(にゃんにゃん以降のやつ厳しかったな…)」

 

メイドさん「わあ~~~(パチパチパチ)」

さめ「わあ~~~~(色んな意味で~~~~)」

 

ということでこれが出てきました。

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ここまで長い道のりだった…

ナメてた…魔法って、なんかもっとぱっとかけられるもんだと思っていました。呪文を唱えている途中から魔法を応援する者としての未熟さを感じました。

魔法をかけてる間、ワタベさんは横で呆然としていたので、いないものとして無視するしかなかった。

はあ~消耗してしまったな、と思いながら魔法のカクテルにちょっと口をつけたら、ガッツリ目がさめました。

 

甘い!!!!!!!

 

歯が溶けるかと思いました。あのー、アレです。かき氷のシロップ。原液で飲んでる感じです。

「ガッッ…ハッッ…!!!」って。バトル系の漫画で会心の一撃を受けたみたいな声が出ました。

店内にはメイドさんが6~7人位いて、お客さんとゲームしたりお話したりしてるんですけど、ワタベさんと2人で「コレは…飲み物としてどうなんですか…?」「オレ、これ以上飲めないっす…」と魔法のカクテルに打ちのめされてたら一人のメイドさんが話しかけてくれました。

「うちのドリンク、初めて飲んだ時私もびっくりしました~~(笑)これ、バグだと思うじゃないですか?デフォです。他の飲み物もぜ~んぶこの甘さです。うふふふふ♪」

とのこと。

これデフォなんだ…二杯飲んだら間違いなくその場で糖尿病になります。

(結構努力したけど結局8割くらい残してしまいました…ごめんなさい)

 

お客さんの内訳は常連(っぽい人)が7割。観光客2割、その他1割って感じでした。

こういうところに通うのって、もっさりしたオタクの人ばっかりなのだろう〜と思ってたら、意外と爽やかでオシャレなかっこいい人も多かったです。

なんていうか、最近"非モテオタク界"にもオシャレでかっこいい人増えてきてますよね。「neoオタク」みたいな人。

しかしさめの隣に座ってた人はガッツリ古典的なオタクタイプの人だった。髭面のおじさんが一人でずっと突っ伏して謎の絵を書いてたので、(お前もなんで来たんだよ)と思いました。

 

 メイドカフェ特有の雰囲気に慣れてきたころにちょっと冷静になってふと察知してしまったんですけど、メイドカフェに男女で入るのってアレですね。ダメですね。

「悪いことは言わねえ、ここはアンタらみたいな奴らがくるところじゃねえんだ。サッサと失せな!」みたいなオーラを感じる。常連さんたちから。

(あ~~~~~~~確かに~~よく考えたらここで男女がキャッキャするのは場違いですよね~~~)と思った頃にはもう「チェキでお待ちのワタベ様~♡」とワタベさんがチェキに呼ばれてました。

ここでチェキの説明を簡単にします。お店の真ん中がステージみたいになってて、そこに順番に呼ばれて事前に指名しておいたたメイドさんと写真が撮れます。ポーズは自由で、こちらが指定することも出来ます。ゲーム(ワニワニぱっくんなど)とチェキがメイドさんたちと戯れる事ができる主なチャンスとなっているので、人気コンテンツです。

ワタベさんは一緒にチェキを撮るメイドさんを選ぶときに「オレ、もう全員同じ顔に見えるので、誰でもいいです…」とか言ってたくせにステージに上るとニッコニコでした。

ワタベさん、メイドさんに「よかったら、ごちゅ人様もどうぞ~♡」って勧められてうさぎの耳をつけてました。いやいや、さっきまで苦笑いしてたのにうさ耳はつけるのかよ。常連でもやらない1番イタいやつじゃん。

かなり面白い光景だったんですけど、空気的に大爆笑していい感じではなかったので、しかたなく魔法のカクテルに口をつけて「ウグッ…」となることでなんとか指差して笑いそうになるのをこらえました。

 

ワタベさん

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そんでさめのチェキの番。断トツに顔がタイプだったメイドさんとチェキを撮れて満足でした。

チェキのポーズをメイドさんと一緒にハートを作るポーズにしたのですが、指先が触れてしまいそうだったので「あれ、コレって指先でも触れたらダメなんですよね?」と尋ねたところ「そうなんですぅ~♡触れたら溶けちゃう♡」ってあんまりかわいく言うので、なぜかつられてさめまで「うわ~♡不思議~~~♡」ってなりました。おんなじ感じで喋ってるのにオカマ感が出てしまうのはなぜでしょうね…

 

満面の笑み

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あの空間はあれですね。入りこんだもんがち。

テーマパークとして行くなら完全にアリです。

あとは、キャバクラと違って店内がかなり明るくて開けているので、通うとなると常連さん同士の目に見えないバトルみたいなやつがかなり露骨です。

何にせよ楽しかったです。次回は女の子と行きたい。

 

焼き鳥屋

メイドカフェを出たあと、「楽しかったね~」つって適当にいい感じの焼き鳥屋に入りました。

もうね、ビールがうーーーーーんまい!飲み物って甘くないだけでこんなに美味しかったっけ?ってくらい美味い。

 

食べ物の写真を美味しそうに撮るのがハチャメチャ上手な人っていますよね。

アレどうなってんの?お家でかまぼこを美味しそうに撮る練習とかしてるんですか?

 

さめが撮った焼鳥(左)とワタベさんが撮った焼き鳥(右)です。

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全然違う…

 

さめが撮った馬刺し(左)とワタベさんが撮った馬刺し(右)

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どっちが美味しそうに撮れるか対決、完敗です。絶対カメラになんか仕込んでるだろ。


そのあと「ワタベさんが結婚どころか彼女もできないのはなんでだろうね~」の話しました。

その場では「なんでですかね~出会いないなら婚活パーティーとかどうですか?」みたいなこと言ったけど、よく考えたら実家ぐらしのひょろいアラフォーやばいな…最近まで婚活してたので、そのスペックがどれだけ人気ないかよく分かる。

 ワタベさんは最近事情があって実家に戻ったのですが、それは仕方ないとして、めっちゃ金かかる趣味があるってのもあんまりモテない気がする。(ワタベさんはワインとスニーカーを集めるのが趣味です)アホほど稼いでるなら別ですけど。

 

そろそろお開きにしましょうかって頃に、ワタベさんが「全く出会いが無いってわけでも無いんですよ。友達の紹介とか。でも、オレももういい歳なんでね~最近アレなんですよね~、恋に臆病っていうか…」と語りだしたので、「「恋に臆病」ってほんとに口に出す人いるの!?歌詞じゃん!」って指差して笑いそうになったんですけど(今日2回目)、絶妙に笑っていいのかわからない雰囲気だったので、「ハハハ…わかります~」って耐えた。いや、ちょっと笑っちゃってるか。

 

何故か最終的に私がワタベさんに未婚女性を紹介する感じの流れになって、「どんな人がいいんですか?」って聞いたら「オレ、ほんとに誰でもいいんで。好みとか無いんで。よろしくお願いします。」って言うので、「わかりました~じゃあ誰か今度紹介しますね~」って言ってお店を出ました。

 

帰り際

ワタベさん「さめさん、ほんとにいい人紹介してくれるんですか~?」

さめ「バイト先にいい人いるので、許可とれたら今度紹介します。好みとか無いんですよね?」

ワタベさん「ありがとうございます。好みないっす!」

さめ「そのお姉さん優しいしかわいいし、いい人なんですよ~。猫が大好きなお姉さんなので、連絡先交換したら猫の話すればきっと喜んでくれますよ。」


ワタベさん「あ、おれ猫キライっす!!!猫大好きな人はちょっとすいません…!」

 

 

 

 

一生独身だバーーカ。

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

飲み会のはなし

‪おす。

毒霧番長です。

 

この前行った飲み会の話をします。

 

歯がないおじさんに誘われて有名な縄師のおじさんが主催している飲み会に行きました。

人数は全員で20人ちょっと。場所はちっこい中華料理屋。

入ってすぐ目に付いたのが2m5cmの外国人。入店2秒でビビりまくる俺。見たことないよあんな大きい人間。「本気出されたら2秒で死ぬ…」と命の心配をした。

飲み会で命の心配するのなんてゲイバー行った時くらいかと思ってた。あそこはほら、一言喋る毎に「言いたいことは〜飲んでから〜ソレっ♪」つってアホみたいに濃いお酒を呼吸の速度で飲ませてくるから。

 

巨神兵のパッと見があまりの迫力だったから咄嗟に命の心配をしたものの、杞憂。ちょっと話したらすぐに打ち解けた。

私がぼんやり見上げてたら「大きいでしょー?僕は世界で一番紳士な2m5cmだよ〜w」ですって。みんなに2m5cmって呼ばれてた。いいなあ、優しくて紳士な2m5cm。信じられないくらい大きいってだけで面白いもんな…

 

席は大人が5人くらい横に並べるテーブルがいくつか並んでて、そこに各自自由に座るスタイルだったんだけど、2m5cmがすげえ。全然移動しなくても、ちょっと身体を伸ばせばテーブルの端の人とも乾杯できるの。ぐーーーっと腕が伸びてきて、どこの席に座ってても2m5cmと盃を交わせる。便利~。乾杯に向き不向きってあるんだなーって。彼は乾杯に向いている。

 

ビールに呼ばれてね、ビールが「おい!早くこっち来いよ!ほら!」っつってね、両手を広げて私を呼ぶんでね、間違えて乾杯前にビールに口つけちゃった。

誰も見てなかったから知らん顔してたら、「お姉さん~~見てたよ~今ちょっと飲んだでしょ~?ダメだよ!先に飲んだら!でもみんなには内緒にしておくね!!ハハハ!」

って。 斜め向かいのフランス人が。もう、日本語ペラッペラ。顔ガッチガチのフランス人なのに日本語ペラッペラ。それどころか「内緒だよ」って言いつつ大声で拡散するってタイプの絶妙なジョークをかましてくる。

「やだ~。初対面のフランス人にガッツリいじられるのやだ~。」って、気づいたら声に出てた。毒霧番長にはそういうところがある。なんでもすぐ言っちゃう。

「え?なんで?僕がフランス人なのは関係ないでしょ~!」だって。その辺のニュアンスは伝わらないのかよ。

 

私の隣に座ったのは40歳くらいのスキンヘッドのおじさん。

最近子供が産まれたらしいんですけど、「オレの息子かわいいから見て〜」つってニコニコしながら携帯をこちらに見せてきた。

画面に写ってる赤ちゃんは当然頭に毛がなくて、携帯の奥にいるスキンヘッドのおじさんと重なって"スケールの違うほぼ同じ生き物"って感じだった。

「似てますね。いいですね〜!大粒、小粒って感じで。」と、深夜の通販番組で真珠を褒めるアシスタントみたいなコメントをしてしまった。

(あ、間違えた…)と思ったけど、いいおじさんだったのでニコニコしててくれてよかった。「大粒小粒」の意味はわかってなかったと思うけど。

人んちの赤子を"粒"に例えるのってどうなの?一応「赤ちゃんってだいたい可愛いけど、そういうのじゃなくてほんとに顔が可愛いですね~」とか、色々ストック持ってたのにな~"語彙の瞬発力"みたいなのが無いせいでいちいち時間が経ってから(あのときああ言えばよかったな~)って後悔する。

 

スキンヘッドの新米パパは渋谷でSMクラブを経営している元芸人で、今は西口プロレスでお笑いプロレスをやっているらしい。

濃い濃い。

スペック一つずつ掘り下げたら丸二日はかかっちゃう。セブンイレブンのガトーショコラくらい濃い。(あれ美味しいよね。)

 

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「オレのクラブに外国の大物ポルノ女優が来てるから顔だしてくるわ〜」って爽やかに言い放って途中で帰っていった。

大粒のおっさん、隣に座れて光栄でした。"外国の大物ポルノ女優"という力強い言葉の響きを胸に、私も強く生きていきます。

 

飲み会の中盤で主催者である縄師が目の前に来た。「オレ、昔〇〇ちゃん(インターネットで人気のSM嬢)のことよく縛ってたんだけどさ〜、最近あの子は〜」みたいな話しててびっくりした。

そのSM嬢、私の友達の友達だな〜。

新米パパがいた逆サイドにかわいい女装家のお兄さんが座ってたんだけど、さっきまで静かだったのにSM嬢の話になった途端「あ!!〇〇ちゃん(SM嬢)ね!僕あの子大好きでさ!この前首絞めてもらったんだけど、一瞬でおちたよ!(気絶の意)めちゃくちゃ気持ちよかったんだよねえ〜!」と大興奮。

寡黙な女装家だと思ってたから まくし立てるように話す姿に戸惑いを隠せない。そんなにいいのか、SM嬢に頸動脈を止められるのは。この世にこんなに羨ましくない自慢があっていいのか。

(こんなにポテンシャルの高いお兄さんだったのか…さっきまでの人見知りはなんだったんだよ。もっと話しかければよかったな、)と思ったけど、無理だな。"SM嬢に首絞められた時の気絶って最高!!"を引き出すフリ、元々私の引き出しにないもん。

 

しかし本当に東京は狭いな。

北海道のころから仲のいい友人が「女の中で一番好きな女」と称した女を縛って喜んでた男と、その女に首締められて喜んでる男が同時に目の前にいますよ。

東京の神様、ここはいい街ですね。

 

主催者のおっさんがふらっとどこかに行った頃、女子中学生みたいな28歳が私の前に座った。

毒霧番長「あの人(飲み会で最年長(56歳)のおじさん)彼氏?」

何となく最初から思ってたことをそのまま聞いた。毒霧番長にはそういうところがある。多分、やめた方がいい。

童顔28歳「…!?なんでわかったのー!?今日全然喋ってないのに!」

やはり。

 

19歳の頃に出会って、9年付き合ってるんですって。

「彼との出会いはハプニングバーで、私その頃生粋の処女だったんだけどね、一目ボレして逆ナンしたの~!」

どういう生き方をすれば"19歳の処女がハプニングバーで40代後半のおじさんに一目ボレして逆ナン"のストーリーが誕生するの…

完全攻略後しかプレイ出来ないギャルゲの裏ストーリーですらもう少しシンプルな設定なのではないか。やったことないけど。ギャルゲ。

 

「パートナーが心筋梗塞で倒れたりするので、さすがに寿命とか考えると結婚するかどうか迷う。戸籍に傷が付いた状態で一人で残されるの嫌だしな~~。」って‬言ってた。

ハプニングバーでおじさんをナンパする19歳処女だったのに、そこは現実的なのかよ。どこにも一つも共感出来なかった。

 

結婚のことすら最近考え始めたばっかりなのに、"旦那の死後の生活"なんてまるで想像つかなくない?

宝くじ当たったら何する〜!?みたいな話してる時の方がまだリアル。

 

人生で1回も想像した事ない感情ってこの歳になっても意外とたくさんある。

そういうの考えるの好きなので、ちょっと変わった人生遍歴の人の身の上話を聞くとワクワクしてしまう。

 

そういえば女装家のお兄さんと話してた時ね、なんで女装を始めたのか聞いたら「一番似合うのがこれだったの〜」って言ってて、(なるほど〜)と思った。ほんとに似合ってたから。お兄さん、平成ジャンプの伊野尾くんみたいな感じだった。

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毒霧番長「普段会社ではどういう風貌なの」

女装家のお兄さん「スーツ着てる!女装家なのバレてないと思う!」

毒霧番長「会社の人になんか聞かれたことないの?こう、セクシャリティに関して「恋愛対象どっち?」とか…」

女装家のお兄さん「あっ!!あるかも!」

毒霧番長「なんて聞かれたの?」

 

女装家のお兄さん「社長にね、「キミは、音楽家かなにかなのかね?」って聞かれたことある」

 

なんでだよ。今セクシャリティの話してたのに社長との何気ない会話出してくんな。

何気ない会話ではないか。自分の会社の従業員に「音楽家か?」って聞くことある?音楽家って音楽で飯食ってる人のことじゃないの?

社長もお前もなんでだよ。

 

 

 

おわり。

 

 

 

 

去年のバレンタインのはなし

おすおす。

さめです。どうも。

 

去年のバレンタインのはなし を聞いてほしい。

昔書いてたブログから拾ってきた記事をちょっと編集したものです

 

去年のバレンタイン、急遽幸せになることにしたので、そのへんの酒場で知り合った顔のかっこいい男性を誘ってバレンタインにデートすることにしました。

 

当日のために手作りのチョコケーキを用意。

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バレンタイン当日 

その日のメインイベントは手作りのチョコケーキを渡す→イケメンと結ばれる。の予定だったんですけど、はりきってデコレーションをして凝ったラッピングをまとった私の手作りケーキは、つまらない2時間の飲酒を経て最終的に居酒屋のテーブルの下に置き忘れられました。

 

もう、感情がゼロ。

デートの帰りに駅まで送ってもらって、「あ、さっきのお店にもらったチョコ忘れてきちゃった!」と聞いても「あ、そうなんだ。じゃあ、私はもう帰るので…」と微動だにせず電車に乗った。

 

チョコのこととかどうでも良くなるくらい疲れていた。

 

デート中にした話題の内訳、2割は知らないジャンルの音楽のはなしで、残りの8割はトレンディエンジェルの斎藤さんのギャグにからめたトークだった。

 

「佐藤(仮名)さんだぞっ!!」と、デートの相手が会話の節々に挟んでくる。

ダイニングバーの狭めの半個室につまらないイケメンと私の2人っきり。2人で会うのは初めてだし、自分から誘った手前笑うしかなかった。

途中から覚悟を決めて"接客モード"のスイッチを全力で押しました。

 

イケメン「その時もさ~言ってやったんだよね。佐藤さんだぞっ!!(キリッ)って!」

 

私「ワハハハハハ!!!ほんとにおもしろい~~苦しいからもうやめてくださいよ~~!あ、すいません、ハイボール下さい。濃い目で。」

 

イケメン「~でね、まあ、そのときは〇〇だったんだけどね~。なんたって佐藤さんだぞっ!!(キリッ)」

 

私「ワハハハハハ!!!あ!すいませ~ん!ハイボール下さい!!濃い目で…!」

 

 途中から「ワハハハ」「すいません」「ハイボールください。濃いめで」しか喋ってない。

 あまりの面白くなさに、人生で初めてデートの途中で心臓の痛みを感じた。

 

 

 

デートを決行するに至った経緯

なんで顔がかっこいいお兄さんと突然幸せになろうとしたのかについて懺悔させて欲しい。

昔しばらく好意を寄せていた人が私の友人(Aちゃん)とお付き合いすることになったので、私もちょっくら幸せそうになろうかな~という魂胆だったんですよね。

色んな感情を強行突破しようとした結果、知らないお兄さんをナンパしてましたね。

 

デート当日、お酒が進むに連れてなぜだかどんどん冷静になり、(私が今やっていることはめちゃくちゃくだらないことだ。お兄さんの時間も無駄だ。他人を巻き込んで何してるんだろ…)と思った。

もうそうなると一刻も早く帰りたかったし、お兄さんがチョコケーキをダイニングバーに置き忘れたことなんかどうでもよかった。

自己嫌悪でそれどころではなかった。

限りある人生のうちの貴重な2時間をよくわからない女の"感情の強行突破"に使わせてしまい、お兄さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、せめて楽しい会だったね~みたいな形で終わろうと必死になってしまった。

 

 

Aちゃんの話

友人Aちゃんの話をします。

Aちゃんは大学に入学して一番最初に友達になった女の子。

かわいくて、努力家で、したたかで、オシャレで、育ちも良くて、それでいて嫌味がない子。

知り合ってすぐに意気投合したので、(大学でもこんなにあっさり気の合う友人が出来るのか)と感動した。

大学に通う4年間はほとんど一緒に過ごしたと思う。(私は留年しているのでAちゃんより半年多めに通っているけど)

そんで、私たちは授業やゼミ、サークルなどのあらゆるコミュニティで事あるごとに同期や先輩たちに比べられまくった。

見た目、性格、ノリの良さ、楽器のうまさ、成績、家庭環境

そもそも私はAちゃんと知り合う前から出来損ないの自分や家庭環境に壮絶なコンプレックスを感じていたので、非の打ち所がないAちゃんといちいち比べられることは1番柔らかくて防御力が低い部分をほじくられているようで苦しかった。

 

一緒に行動すると絶対に比べられる。ので、それを無視するのに必死だった。

すごく尊敬していたし、信頼していた。その反面、あまりにも私と正反対なので心のなかで戦っていた。

 

当時は自分のことを考えるのに必死で(私だけが2人の関係に思い悩んでいる…)と思っていたけど、Aちゃんも似たような感情を抱いて思い悩んでいたかもしれないな~と今ならなんとなくわかる。

あとから聞いた話しなんだけど、Aちゃんは昔から優等生扱いを受け続けてきたことにコンプレックスを感じていたらしい。

「いいよね、恵まれてる子は…」とか「Aちゃんは優等生だもんね~」というようなジャンルの嫉妬を死ぬほど受けてきてるらしかった。

彼女は努力家なのに、「生まれ持ったものが良かったからでしょ」「Aちゃんならどうせ出来るんでしょ」というような目で見られて、努力しても認めてもらえなくて苦しい思いをしてきたらしい。

 

第一回好きだった男が仲のいい女と付き合うグランプリは大学時代に2年間くらい片思いした先輩がAちゃんと結ばれたときだった。

そして今回、幸せにならなくては…!と感情の強行突破に至ったのも、私が過去に1年間片思いした後にフラれた男性とAちゃんがお付き合いを初めたことがきっかけだ。

 

伝統芸能

ショックだった。好きだった男のことは既にどうでも良くなっていたんだけど、"あらゆる他人はAちゃんと私が並んでいる時、間違いなくAちゃんの方を選ぶ"という事実を突きつけられた気がした。

Aちゃんに同情されないように、Aちゃんと私が今まで守ってきた友情のバランスが崩れないように、とか勝手にグルグル考えた結果、顔のかっこいいお兄さんと付き合ってしまえば良いのでは?となって、知らないお兄さんをナンパした。

ほ~~んとアホ

 

そういう問題じゃないよね

私だって男だったら私のことを選ばないだろうし、そもそもその様なネガティブなことを考えるタイプの自分に自信の無い人にマトモな恋愛は出来ない。よね。

この結論については前から何度か自分の中で腑に落ちていることでもあった。

極端に自分に自信の無い人は、他人と健康的な人間関係を築くのは難しい。

わかってはいるけど、これといった努力もしないまま、ここまで来てしまった。

 

くよくよしたり、納得のいかないことに駄々をこねたり、気持ちの整理がつかない時に突飛な行動に出てみたりするのも、24歳が限界だろうと思ってる。大人にならないと…

(と、このブログ書いた当時は思ってたらしいんですけど、「このままでも意外と楽しいことばっかりだな〜いえーい✌️」 って感じなのでもうどうでもいいや。)

 

 

ところで、

今回のバレンタインデートで一度だけすごくドキドキした出来事がある。

チョコケーキを渡した時だ。

 

私「あ、これ。あげます。バレンタインなので。」

 

お兄さん「え!!いいの!?ありがとう!!じゃあ…オレからも…////(カバンゴソゴソ)」

 

私「え!?バレンタインなのに!?えっ!?私に...!?////」

 

ギャグがスベりまくるお兄さん「これ…よかったら…」

 

 

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        _人人人人_

     >本格的な肝臓の薬 <

        ̄Y^Y^Y^Y ̄

 

私「わあ~~~!!本格的な肝臓の薬だ~~!!ありがとうございます~~~~~!!」

 

 

その日は"ハイボール濃い目"を飲み過ぎて、帰りの電車に乗って目が覚めたら越谷にいた。

隣の県。家まで24駅。

 

次の日普通に仕事だったので、すぐに本格的な肝臓の薬飲みました。お兄さんありがとう。

 

おわり。

 

聞いてくれてありがとう。