わたしのはなし

よろしくお願いします。

給食の話

 
こんにちは。
さめです。
 
みんなはもうスラムダンク観ました?
私はまだです。
 
友達と遊ぶ約束をした時に「久しぶりに昼から遊べるし映画でも観ようか」という話になり、THE FIRST SLAM DUNKを予約しました。2人分。
 
しかし、友達の都合をちゃんと聞いたら私が映画を予約した時間には前の予定が終わってないらしく、2枚分の観られない映画のチケットを予約してしまいました。
映画のチケットって1回買ったらキャンセル出来ないんですね。
 
そのあと、少し時間をズラしてもう一度映画を予約。2人分。
んで当日映画館行ったら私が予約してたのは前日のチケットでした!えへ!
誰も座らない席を合計4席も予約してしまってます!!!かわいいね!!!!
4リザーブ、0スラムダンクでフィニッシュです!!!!!華麗だね!!!!
 
そのあと結局泣きながら酒飲んで、元気が出たのでエブエブを観ました。
面白くてよかった…
まず普通に予約した映画を観られた時点で満足度が96%くらいです。
最近RRRでも肩車して闘うシーンを観たので、余計盛り上がりました。
1日に6枚分の映画代払う人間、変だろが。
 
ところで、今京都に来ているのですが、"二条城という城を見ようとして城の前まで来てみたが入館受付時間をちょっとだけ過ぎていて中に入れなかった"というのを2日連続やってしまいました。
くそがよ。
 
一生こういう感じで全部間違いながら生きていくのでしょうか。
なんかそういえば今までの全てのことも間違ってたような気がする。
小学生のころあった「リザーブ給食」という2種類のおかずから事前に1種類を選んで予約出来るという珍しいスタイルの給食を食べている時も、自分が選んでない方のおかずが食べたかったと思っていた気がする。
 
▼今回の旅行のハイライト▼
寺から寺へと歩き回ったので足がパンパンになり、靴下についてる刺繍のピカチュウが皮膚に押し付けられ、足首にピカチュウの形の痕が出来て、かわいくて、うれしかった。
 
以上です。
 
東京帰る。

友達のちくびに救われた話

 
こんにちは。おしり銀河です。
 
おしり銀河ってなんだよ。
ってよく言われるので、説明しよう。
おしり銀河とは私の人生のコアである膣ナイアガラちゃんのおしりにできたアザを宇宙に見立てたことから由来しており、今使用しているアイコンも要するに友達のおしりの接写なのである。
変なの。
これって説明になってるのか?
膣ナイアガラちゃんって誰だよという新たな謎が生まれただけかも。
 
ところで、今回は友達のちくびに救われた話をする。
そんな人間はいないかもしれないけど、ちくびの話が苦手な人はこれ以上先に読み進まないように。
 
私は今年の1月初旬、行先も決まっておらず、降りることも出来ないブレーキの壊れた特急電車に乗っていた。
 
去年末に数年ぶりの恋愛をしてからというもの、その相手とは決別したのにも関わらず、四六時中脳が興奮状態で苦しんでいた。
 
興奮状態の私は仕事中もとにかく落ち着きがなく、30分に1回席を立ったり、後輩と喋りながらタイピングしている合間に電話取ったり、電話に出ながらTwitterをしたりなど、多動を極めていた。
 
仕事の進捗自体には影響は出ておらず、むしろ多動すぎて今すぐやらなくてもいい仕事にまで手を出していたので、生活に明らかな支障が出ているわけではなかったし、自分の様子がおかしいことはわかっていたが病院には行かなかった。
 
しかしとにかく頭の中で思考が止まらず、それが長時間続くと疲れるので、早くなにもわからない状態になるために毎晩酒を飲んでいた。
今考えたらさっさと精神科に行ってハルシオンとかもらえばよかった。
 
これだから恋愛は恐ろしい。
前回の時だってあんなに人生がめちゃくちゃになったのになんで毎回同じレベルで狂ってしまうんだろう。
まんこを大きな×印で縫った方がいいよね。
私のような女は恋愛しそうになったら頭の上のサイレンが赤く光りながら鳴る仕組みとかも導入した方がいい。
そういう風に恋愛しないように気をつけていれば、夜寝る前に静かになった部屋で明らかに早すぎるBPMを刻む心臓の音を聞きながら寝られない時間を過ごすこともなかったのに。
 
好きな人がいる状態で狂ってるならまだしも、誰かを好きになったことがきっかけでスタートボタンが押されてしまい、もう走って会いに行きたい相手もいないのに二度と足を止めることが出来ないランニングマシンに乗っているようだった。
最初に電車に例えたのに新たに別の例えを出してきてごめんね。
 
そんな生活をしていたころ、友達から「今何してるの」とLINEが来た。
たまたま仕事が休みだったので家でカレーを作っており、そのことをそのまま伝えたら友達がうちにカレーを食べに来ることになった。
 
友達がうちに到着して、カレーを食べたり酒を飲んだりしている内に酔いも回ってきて、狂っている私は「私は、直近の恋愛が上手くいかず今まさに気が狂っているので、ちくびを見せてください」と懇願し、友達にいやいやちくびを見せてもらった。
 
するとまあ、なんて丸いちくびなのでしょう。
なんだろう、地球儀とかより丸い。
身体の部位の中でも1番丸い。瞳孔とかより丸い。
それがとにかく面白くて家の中でずっと笑っていた。
ちくびが丸すぎる。
ちくびが丸すぎるのって面白すぎる。
まん丸のちくびが2つも並んでおり、しっかりとこちらを見ている。
なんて面白くてなんてありがたいことなんだろう。
 
その後、居酒屋に移動して他の友達も合流して、みんなにもその友達のちくびを見てもらったんだけど、見たら必ず全員笑うくらいちくびが丸い。
他の人のまん丸ではないちくびを見て、もう一度まん丸のちくびを見ると、より丸い。
彼のちくびの設計の時だけ神様がコンパスを使ったとしか思えない。
もしかしたら、今まで見てきたものの中で1番じゃないかと思うほど丸い。
 
今思い出しても丸すぎて面白い。
多分意味わかんないよね。ごめんね。
意味わかんなくてイライラしてきた人用にあっちに脳に直接電気を流せる機械を用意したから、各自勝手に脳に電気を流してこのブログの記憶を失ってOK。
 
丸いちくびを見せてもらったその日、家に帰ったらスっと寝られて、次の日から動悸のような症状はかなり治まった。
たまに嫌なことがあっても、あの丸いちくびを思い出すと笑顔になれる。
 
ちくびが丸い人に恋して、そっちの恋愛は上手くいったからメンタルが戻ったとかだったらまだ説明出来るんだけど、ただほんとに、丸いちくびを見ただけ。
でもそれでかなり大丈夫になった。
ありがとう。ちくびが丸すぎる友達。
ちくびが丸くて、そのちくびを見せてくれて、あんなにちくびで笑ったのにまだ友達でいてくれて、ありがとう。
 
これはちくびが丸すぎる友達に感謝したくて書いた記事です。
 
おわり。

 

クリスマスの話

 

お疲れ様です。
さめです。

最近、マッチングアプリで知り合った顔がめちゃくちゃタイプの男とよくデートしてます。

とにかく顔がタイプ過ぎて、毎秒写真を撮ってしまう。
声もいい。
物事の段取りも上手い。
あとは全部最悪。
モラハラでマザコンで男尊女卑。
モラハラのお兄さ〜ん」と呼ぶと返事する。返事すな。
私が隣人だったら事件性疑うくらいゲームしているときの声がでかい。
夜寝る間際になるとテンションが上がって「ねえねえ!指スマしよ!!」となどと騒いで寝かしてくれない。
(指スマをセックスの隠語として使っているのではなく、本当に寝る前に指スマに誘ってくる)

そしてこれは好きなところでも嫌いなところでもないんだけど、強めの好意を向けられることに異常に慣れている。
私が彼の家の合鍵を勝手に作っても「おもろい女やな」と笑っていた。
狂気じみた女に対して危機感が無さすぎるのって危ないから、「今からでも遅くない!狂気をまとった女への対処法!完全マニュアル!」を作って熟読させたい。

 

イブからクリスマスに日付が変わった午前3時、「今仕事おわった!このあと行っていい?」って顔がタイプの男から連絡が来た。

もしかして生もの(ケーキとか?)を買っちゃって、今日中に処理しなければならないのか?そういうサプライズ的なやつだったら断るのも申し訳ないか…と思って数時間後にクリスマス出社を控えていたけど、「来ていいよ〜」と返事。


んで、家に来て、手を洗って、パジャマに着替えて、ベッドに入ってきて、「あそぼ!」と言われてそこから朝7時30分までずっとポケモンしりとりしてました。


そんなことってある???


クリスマスの夜中に女の家に来て、酒なし、食事なし、粘膜接触なし、3時間ポケモンしりとりなことある?
ハロウィンとかクリスマスなどのイベントにさして興味ないけど、それにしたってこれがクリスマスの過ごし方として間違っていそうなことだけはわかる。
何しにうちに来たのか聞いたら、「寝る前に喋りたかってん!」とのこと。
我が子…?

 

ピチュー
ユレイドル
『えー!さめちゃんポケモンしりとりの才能あるわ〜!』
「えへへ…」

じゃないよ。
私にポケモンしりとりの才能を見出すなよ。
「ゆ」のつくポケモンってめっちゃ少ないな!?とかクリスマスの朝7時にする発見じゃないんだよ。

 

朝起きてから用意してたプレゼント渡したらめっちゃ喜んでた。
我が子???

 

「プレゼントのお返し何が欲しい?」って聞かれたから「お前のへその緒」ってこたえた。
年末実家に帰る時に持って帰ってきてくれるらしい。持って帰ってくんなよ。
狂気をまとった女への対応マニュアルの作成が急がれる。

 

ダサパンツの話


会社に仲のいい後輩がいる。
よくウチに泊まりに来て、一緒に限界までお酒を飲んだりしている。
この前来た時クライナー(ちっちゃくてカラフルなクラブとかでしか見かけないバカの酒)を10本くらい持ち込んできて恐ろしかった。
先に「宅飲み10箇条!!その1!テキーラ、クライナーなどのゲロ前提のお酒は持ち込み禁止!その2!私が寝ようとした後にダンスを始めない‼︎」とか言わないとわからないのか?

その後輩は茨城に住んでいて、自分の家でも誰かがゲロ吐くまで飲む飲み会をやっている。
身近に娯楽がないと人はゲロ用のバケツありきの飲み会を始めるらしい。
はやく茨城の文明が発展することを祈るのみ。
「田舎のイオンって概念としては全部ジャスコだよね」って言ったら「何言ってんですか笑」って笑ってたけど、ルミネもパルコもない地域の住民は静かに!

その後輩が私の誕生日に通販サイトで買ったTバックの詰め合わせ10枚セットをくれた。
私は酒を飲むと人にパンツを見せるという悪癖が出ることがあるんだけど、その後輩から貰ったパンツを履いていると絶対「パンツダセ〜」って言われる。
マ?
10枚貰ったやつどれ履いてても、「ポッピングシャワーか?」「ありえないデザイン」「まわしですか?」などと言われる。
どのパンツもTバックだし、レース付いてるし、「まわしですか?」にいたっては、ただ私が力士のような見た目なだけだと思う。
その中でも1番「ダサい」と言われるのが、白地にピンクの花柄のTバックなんだけど、なんで?
・白地
・ピンクの花柄
・ピンクのレース
だよ。この世の女のパンツの全てじゃん。
夢のパンツじゃん。
私って服がダサいだけじゃなくてパンツのデザインに関する神経も全滅してるの?

最終的にパンツをくれた後輩に「貰ったパンツどれ履いてもみんなにダサいって言われます」って相談したら、「詰め合わせだったので、購入した時に柄を確認出来なくて、おしり銀河さんにパンツをあげた時初めて柄を見たんですが、私もすごいダサいなって思ってました」って言ってた。

じゃあもうおしまいじゃん。
私以外が全員私のパンツダサいと思ってるじゃん。
ということでリベンジでちゃんと選んだデザインのパンツを最近貰ったんだけど、みんなが想像する1番紫な紫色の総レースのTバックだった。
え?これは合ってんの?
私のパンツのデザインについて何か感じるべき脳の信号が死滅してるだけで、これってオシャレなの?

まだ1回も履いてないんだけど、履いたら見せるので一緒に四股踏もうや。へへ…


みっちゃんの話

おす。さめです。

お疲れ様です。

 

みっちゃんの話をします。

私は小学生の頃、貧乏で小汚い子どもだった。

当時の記憶は曖昧だけど、子供の頃の写真を見ると肌は浅黒いし服も薄汚い。

そういえば、その頃着ていた服はほとんど貰い物だった。

母の唯一の友人から送られてくる友人の子供のお下がりを親子で着ていた(母は小さく、旧友の子供は当時中学生だがかなりでかかった)。

家の中で母親が撮ってくれた写真を見ると、悲しくなるほど写真の中から貧乏が伝わってくる。あといっつも変な髪型してる。それは今もか。

所得が低い世帯が多い地域だったせいか、友達の中にスラムの洗礼を受けている子供たちが他にもいた。

お母さんがいつも家にいなくて、その間に他校の男の子を家に呼んでエッチなことをしていた子。

親がでっぷりしているのに本人はガリガリだし給食のたびに廊下にゲロを吐いていた子。

お母さんと一緒に同級生の家を回って宗教の勧誘している子。

父親に炊飯器を投げつけられて大怪我した子。

カフカのファーコートを着て出ていった日からお母さんが帰ってこない子。

 

自分の生まれた地域が相対的に見て貧乏で治安が悪いというのは結構大人になってから自覚したような気がする。

中学生の時に付き合ってた男が私の母校を燃やしたときは、ぼーっと生きている私でもちょっと変じゃないですか?と思ったけど。

 

小学生の頃に所属していた女の子5人のグループは毎週交代制で誰かがいじめられていて、朝登校すると靴箱の場所が勝手に遠くにされてたから(あ、今週は私がいじめられるんだな…)ってすぐわかった。

そのまま教室に行くと、プレイルームというグループワークなどに使う空き教室に呼び出され、「なぜわたしたちがあなたをいじめるのか」「あなたの嫌なところ・直したほうがいいところ」を他4人に順々に言われる。

あれ、今考えてもすごい手法だと思う。もっと他にトイレしてるときに上から水をかけられるとか、教科書を隠されるとかの方がマシだったと思う。

いじめ週間が始まるとターゲット以外の4人で授業中の手紙交換が始まる。みんなでやってた交換ノートも飛ばされたり、目の前で捨てられたりする。

私達は生き物係だったのだが、何度一人でドジョウの水槽を洗ったかわからない。

みんな当たり前だけど子供だし、道徳の「ど」の字もわからないからからいじめも差別も暴言も当たり前だし、バカだしガサツだし汚い。

 

そんな中、誰にでも優しくていつもニコニコしているのがみっちゃんだった。  

小学校、中学校の同級生で、小学校の低学年の時1回だけ同じクラスになったことがある女の子。

お母さんが美人の看護師さんで、お家にピアノがあって、声もかわいいし、一挙一動が上品だった。

家が近所で、たまにみっちゃんのお家で一緒に遊んでくれた。あんな薄汚い子供をあんな綺麗な家にあげない方がいいのに。

みっちゃんのお家はいつも綺麗で明るくていい匂いがした。家族がみんなニコニコしている。

中学に入るとみっちゃんは私だけではなくみんなの天使になっていた。

そりゃそうだ。誰が見てもかわいいし、あんな誰にでも分け隔てなく優しい女の子他にいない。

中学卒業してからは疎遠になってしまったけど、実は、東京で毎日すれ違っていた期間がある。通勤路で。

みっちゃんの家と当時の私の職場が近かったようだ。北海道時代、中学の卒業式で見かけて以来の再会だったけど、対岸の道路で歩いてるところを見かけただけですぐに分かった。

みっちゃんの周りだけいつもぼんやり白く明るい。

平成生まれなのでインターネットの力を信じてる。Facebookを探して見つけた。

結婚していた。結婚したばかりだった。

わ~~~おめでとうございます。なんてめでたいんだろう。結婚式の写真も載せてて、祝福のために天界からいらした天使が写真の中に見えた。

平日の早めの時間に会社に向かうと必ず会えるようになってから半年くらい経った頃、みっちゃんを見かけない日が続いた。

Facebookを見たら引っ越してた。

こんなことなら気合い入れて「久しぶりー!覚えてる!?」などと話しかけたら良かったなと少し後悔した。

実際に今まで何度も話しかけようと思ったことがある。

でも、すれ違うみっちゃんを脳内再生するたび、大人になったみっちゃんが、平日朝のみっちゃんが、綺麗で凛々しくて可愛くて、話しかけていい人では無い気がした。

 

そんなみっちゃんが最近出産したらしい。

みっちゃん、直接は伝えられないのですが、この場を借りてお祝いさせてください。

ご結婚、お引越し、ご出産、お誕生日、すべておめでとうございます。

生まれてきてくださって、素敵に育ってくださって、私にも笑いかけてくださってありがとうございます。

一生みっちゃんの幸せな毎日を想像させてください。

 

は~~めでたい。最近身の回りで起こった出来事で一番めでたい。

そんなこと言ったら他の友人の出産や結婚はどうなるんだって話ですよね。

命の価値に差があったら変だもんね。

そもそも命に価値などないという説があります。

 

そんな話がしたかったのではない。

 

 おわり。