わたしのはなし

よろしくお願いします。

友達のちくびに救われた話

 
こんにちは。おしり銀河です。
 
おしり銀河ってなんだよ。
ってよく言われるので、説明しよう。
おしり銀河とは私の人生のコアである膣ナイアガラちゃんのおしりにできたアザを宇宙に見立てたことから由来しており、今使用しているアイコンも要するに友達のおしりの接写なのである。
変なの。
これって説明になってるのか?
膣ナイアガラちゃんって誰だよという新たな謎が生まれただけかも。
 
ところで、今回は友達のちくびに救われた話をする。
そんな人間はいないかもしれないけど、ちくびの話が苦手な人はこれ以上先に読み進まないように。
 
私は今年の1月初旬、行先も決まっておらず、降りることも出来ないブレーキの壊れた特急電車に乗っていた。
 
去年末に数年ぶりの恋愛をしてからというもの、その相手とは決別したのにも関わらず、四六時中脳が興奮状態で苦しんでいた。
 
興奮状態の私は仕事中もとにかく落ち着きがなく、30分に1回席を立ったり、後輩と喋りながらタイピングしている合間に電話取ったり、電話に出ながらTwitterをしたりなど、多動を極めていた。
 
仕事の進捗自体には影響は出ておらず、むしろ多動すぎて今すぐやらなくてもいい仕事にまで手を出していたので、生活に明らかな支障が出ているわけではなかったし、自分の様子がおかしいことはわかっていたが病院には行かなかった。
 
しかしとにかく頭の中で思考が止まらず、それが長時間続くと疲れるので、早くなにもわからない状態になるために毎晩酒を飲んでいた。
今考えたらさっさと精神科に行ってハルシオンとかもらえばよかった。
 
これだから恋愛は恐ろしい。
前回の時だってあんなに人生がめちゃくちゃになったのになんで毎回同じレベルで狂ってしまうんだろう。
まんこを大きな×印で縫った方がいいよね。
私のような女は恋愛しそうになったら頭の上のサイレンが赤く光りながら鳴る仕組みとかも導入した方がいい。
そういう風に恋愛しないように気をつけていれば、夜寝る前に静かになった部屋で明らかに早すぎるBPMを刻む心臓の音を聞きながら寝られない時間を過ごすこともなかったのに。
 
好きな人がいる状態で狂ってるならまだしも、誰かを好きになったことがきっかけでスタートボタンが押されてしまい、もう走って会いに行きたい相手もいないのに二度と足を止めることが出来ないランニングマシンに乗っているようだった。
最初に電車に例えたのに新たに別の例えを出してきてごめんね。
 
そんな生活をしていたころ、友達から「今何してるの」とLINEが来た。
たまたま仕事が休みだったので家でカレーを作っており、そのことをそのまま伝えたら友達がうちにカレーを食べに来ることになった。
 
友達がうちに到着して、カレーを食べたり酒を飲んだりしている内に酔いも回ってきて、狂っている私は「私は、直近の恋愛が上手くいかず今まさに気が狂っているので、ちくびを見せてください」と懇願し、友達にいやいやちくびを見せてもらった。
 
するとまあ、なんて丸いちくびなのでしょう。
なんだろう、地球儀とかより丸い。
身体の部位の中でも1番丸い。瞳孔とかより丸い。
それがとにかく面白くて家の中でずっと笑っていた。
ちくびが丸すぎる。
ちくびが丸すぎるのって面白すぎる。
まん丸のちくびが2つも並んでおり、しっかりとこちらを見ている。
なんて面白くてなんてありがたいことなんだろう。
 
その後、居酒屋に移動して他の友達も合流して、みんなにもその友達のちくびを見てもらったんだけど、見たら必ず全員笑うくらいちくびが丸い。
他の人のまん丸ではないちくびを見て、もう一度まん丸のちくびを見ると、より丸い。
彼のちくびの設計の時だけ神様がコンパスを使ったとしか思えない。
もしかしたら、今まで見てきたものの中で1番じゃないかと思うほど丸い。
 
今思い出しても丸すぎて面白い。
多分意味わかんないよね。ごめんね。
意味わかんなくてイライラしてきた人用にあっちに脳に直接電気を流せる機械を用意したから、各自勝手に脳に電気を流してこのブログの記憶を失ってOK。
 
丸いちくびを見せてもらったその日、家に帰ったらスっと寝られて、次の日から動悸のような症状はかなり治まった。
たまに嫌なことがあっても、あの丸いちくびを思い出すと笑顔になれる。
 
ちくびが丸い人に恋して、そっちの恋愛は上手くいったからメンタルが戻ったとかだったらまだ説明出来るんだけど、ただほんとに、丸いちくびを見ただけ。
でもそれでかなり大丈夫になった。
ありがとう。ちくびが丸すぎる友達。
ちくびが丸くて、そのちくびを見せてくれて、あんなにちくびで笑ったのにまだ友達でいてくれて、ありがとう。
 
これはちくびが丸すぎる友達に感謝したくて書いた記事です。
 
おわり。