わたしのはなし

よろしくお願いします。

群馬に行ったはなし

おす。さめです。

 

去年末、群馬にお見合いに行った話する。

幼馴染の結婚式でスピーチしたら、そこにいたジジイに気に入ってもらって「おれのせがれを紹介する」つって呼ばれた。群馬に。

 

新幹線乗ろうと思ってたけど、何にも考えてなくて年末なのに席を予約してなかったから、どれも満席で結局JRに乗った。

想像してた倍くらい時間かかった。

それでもちょっと奮発してグリーン車でビール飲めたし満足だった。

 

駅まで幼馴染に迎えに来てもらって車で家まで向かった。

幼馴染の旦那さんが群馬の金持ちの息子らしくて、幼馴染にとって義実家にあたる家。

着いてみたらめちゃくちゃ豪華で、広かった。どうやら隣の家の人が引っ越したので、隣の家をあとから買ってくっつけたんだとか。

一軒家だけど2軒分ってことだ。

 

着いてすぐ大富豪した。どこでやっても大富豪は面白いよね。幼馴染と旦那と旦那の弟をボコボコにした。

 

そのあと旦那の馴染みの居酒屋に行った。

刺身がシャリシャリだった。美味しかった。サービスでいちごも出てきた。シャリシャリだった。冷蔵庫が韓国製なのが確定。

最後にまたサービスで謎の汁を出してもらった。飲んだことない汁だった。田舎汁。

そとあと帰って風呂入ってすぐ寝た。

朝は早く起きたけど、することないから持ってきてた本読んで時間つぶした。

朝ごはんだよー!って幼馴染の義母に声かけられて全然お腹空いてないけどたくさん食べた。美味しかった。

全然お腹空いてないのにもりもり食べちゃうの、実家って感じする。

 

そのあと幼馴染の赤子とちょっと遊んで、スケート場に行った。

一瞬だけ楽しかったけど、あまりに寒くて、リンクを2周したあたりで「金を払ってこんな思いをしてバカか?」と全員の意見が一致してすぐスケート場を出た。

スケート場までの道がぐにゃぐにゃで、行きも帰りも車酔いして最悪だった。

でも、車内で懐かしい音楽かけて、横に赤子がいて、前に幼馴染の夫婦がいて、みんなで歌って、完璧な空間だった。

赤子は最高。絶対なりたい。

 

そのあと観光地っぽい温泉街に行った。頂上にある神社までの365段の階段を4人で登った。

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365日、1年間、温泉街が賑わいますように、という願いが込められているらしい。

もっと賑わせたいなら階段半分にしろ。老人、赤子、そして電車社会で暮らす小太りのOLの足腰の弱さを舐めるな。

 

温泉街もすげー寒くて、頂上までの間にある出店で、あったかい甘酒飲んだ。

久しぶりに飲んだけど、あんなの甘くて飲めたもんじゃないな。

 

こんにゃくも食べた。これは美味かった。幼馴染に「群馬の名物なんだよー!」なんて言われたけど、無味無臭の食べられるゴムを名物にするなよ。

 

下りの途中にあるうどん屋で熱燗飲んだ。

横で小学校の先生らしい2人組の男が、最近生徒とけん玉とかメンコをやってるって話してて、もしかして群馬だけまだ昭和?と思った。

 

家戻ってちょっと寝て焼肉屋に連れてってもらった。

群馬のえらい人の息子と私のお見合いというていで、いろんな人が来てた。全員ジジイ。

 

お見合いって聞いてたのに、群馬の富豪がたくさんいて、取り囲まれた。

お見合い相手であろう男がめちゃくちゃ遠い席に座らされてる。

すっごい地味でパンチしたら倒せそうなメガネの男だった。タイプです。

 

そんなことより、群馬のジジイはすげー酒を飲む。全然お猪口を置かせてもらえない。

少し口つけただけで次々日本酒をつがれる。

料理もどんどん出てくる。

焼肉屋なのに、でっかい豚足とか、信じられないサイズの茶碗蒸しとかが出てきて面白かった。

全部美味しかった。

 

お見合い相手のお父さんは県警のえらい人で、映画にもなってる人らしい。

身寄りのない受刑者の釈放を迎えに行ったり、末期ガンの受刑者に最後にタバコ吸わせてあげたり、釈放後に生活保護受けてる元受刑者が死んで、葬式あげてあげたりしたんだよって話をお見合い相手のお父さんから聞かされた。

 

途中から受刑者の方に感情移入してしまって、「私も…逮捕されたいです…」と言って泣いてた。

逮捕されたくはない。

 

結局、周りにいた富豪に気に入られて、手を握られて肩を抱かれ、年末の大感謝祭〜おじいちゃん大モテフェスティバル2017〜って感じだった。

 

帰り際、この会の趣旨を突然思い出したっぽい酔っ払いのジジイたちがホレホレって言うから、焼肉屋さんの伝票に電話番号書いてお見合い相手と交換した。

やっぱり群馬だけまだ昭和じゃない?時の流れ遅くない?スマホって見たことある?LINEって知ってる?

 

焼肉屋の帰りの車で「あのおじいちゃんに言えば30万くらい包んでもらえたよ」みたいに言われたんだけど、それはうそだと思う。

でもカバンに入ってる払い忘れた光熱費の請求書くらい渡しておけばよかったか。

 

義実家に帰って、義母と義父と幼馴染と旦那で飲み直した。

ここでもめちゃくちゃ飲まされた。めちゃくちゃ。

もうすでに出来上がってるのに次々注がれるハイボール。深夜1時の大盛りの焼きそば。

群馬の人たちなんなの?海賊?

 

「うちで年越しなよ!美味しいカニあるよ!カニ食べよ!!」と幼馴染の義母に引き止められたけど、「ありがとうございます…ほんとにいいんで…」つって断った。

"美味しいカニ"と言われてちょっと揺らいだけど、群馬に着いてからお言葉に甘え過ぎているし、自分の実家でも居心地悪いのに、他人の実家で年越すなんて、気を使ってしまって首がもげるに決まってる。

 

帰り際、なんだかんだ大量のハムと往復の交通費とお年玉までもらってしまった。

多めにもらった交通費を赤子に見せびらかしたらそのまま札を握ってはなさなかった。

赤子には人生で大切なものが何なのかもうわかっている。

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結局予定通り31日に東京帰って来た。

東京の自分の家に着いて玄関に座ったらすげー落ち着いた。

ここが自分の家だという感じがした。

 

私の年越しはこれでいい。1人でビールがいい。(めちゃくちゃ落ち着く…自宅は最高…)と思いながらカウントダウンTV観て過ごした。

それにしても、かなりいい年末を過ごさせてもらった。

赤子からジジイまでたくさんの群馬の民に囲まれて、もりもり食べてバカほど飲んだ。

 

1月1日、お見合い相手から「ご趣味はなんですか?」ってテンプレート使ったみたいなショートメールが来てた。

もしかして「お見合い 話題」でググッたのか?

 

趣味なんかないよ。

空いてる時間は酒を飲んでるだけだよ。

 

そんな感じで返事返したら、それっきり連絡こなくなった。

困らせてごめん。

 

全然お見合いじゃなかったけど去年末は楽しかった。

呼ばれたらまた行きたいな。群馬。

 

 

おわり。

 

寿司屋のボカロPの話

おす。

どうも。さめです。

 

今回はさめの元カレ、寿司屋のボカロPの話をします。

 

変な人

大学生のころ、風俗嬢をやりながらボランティアやってる学生団体を運営していたので、変だった。

当時所属していた学生団体では定期的にボランティアのイベントをやっていて、そこにいろんな企業や、ほかの学校の先生たちがよく見学に来ていたんだけど、ある日見学者の中にインカム付けた明らかに怪しいいおじさんとお兄さんの2人組がいた。

ボランティアスタッフの間で(あの人たち変だから要注意!)とこっそり伝言が回ってくるくらい怪しかった。

髭面のポッチャリしたおじさんとソワソワしてる細身のお兄さん。

その、変なお兄さんが元カレ、寿司屋のボカロP。

 

きっかけ

イベントの打ち上げにまで付いてきた変なおじさんとお兄さん。

変だけど悪い人ではなさそうだったので、お兄さんの方に「怪しいですよ」って話しかけた。すっごい嬉しそうにしてた。

そのあとちょっと喋って、「採用活動で来てるんだと思うけど、違反行為だから2度と来ないでね」って注意して連絡先を交換した。怒ってんのに嬉しそうしてた。変だ。

 

それからも普通に連絡が来て、何度かごはん行った。

ある日2人で飲みに行って、そのままボカロPのお家に行くことになった。

(まあ抱かれるだろうな〜)と思ってて、そのころ風俗嬢だったし、 “辻斬りフリーセックス ”って感じの生活をしていたので、どうぞどうぞ〜って感じだったんですけど、同じベッドで寝たのになんっっにもなかった。

朝起きてから「絶対そういう展開になるかと思ってました」って言ったら「付き合ってないし、好きなので、しません」って言われて(あ〜、あーあ)となって、その場で「彼女にしてください」って言った。

ほかの人はだいたい「好きだよー」って言って行為に及ぼうとするのに、「好きだからしない」ってことに感動したんだと思う。

ほんとは誠実に生きたかったし、誰かに大事にされたかったのかもしれない。

 

一緒に暮らす

お家がめっっちゃくちゃだったので、家に居られなくて、「住んでいい?」って聞いたら「住んでいいよ〜」だったので、住んだ。

 

とにかく優しくて赤ちゃんで変な人だった。

 

いつも冷蔵庫に魚肉ソーセージが入ってるんだけど、「これなんで買ったの?」って聞いたら「生だとあんまり好きじゃないけど、焼けば美味しいから…」って言うので「じゃあ焼けば?」って言うと「焼かない…」って言うの。ふりだしにもどる。

んで、私が焼きそばとかに魚肉ソーセージを使っちゃうとまた買ってるくの。食べないのに。変。

 

付き合ってる間、無職の期間も全部で3ヶ月×3セットくらいあった。

タイミング悪く私は就活したり、やってた団体の引き継ぎしたりアルバイト3つやったりして忙しかったから、遅くに家に帰ってきたとき、家の中が散らかってる状態で無職の元カレがYouTubeでガキ使観て爆笑してるのに対して、怒って、ハグして、一緒に観たりしてた。

 

唯一ほんとうに不貞腐れたことがあった。

その日はバイト2本立てだったんだけど、バイトとバイトの合間が2時間くらい空いてたから、無職でずっとお家にいるボカロPと一緒にお昼ご飯食べたいと思ってた。

食材買って家に帰る途中、ボカロPが公園で友達と一緒に超楽しそうにスケボーしてるのを見かけて、勝手に怒ってしまった。

別に今考えれば声かけてお友達も一緒にお昼ご飯食べればよかったし、無職にだってスケボーをやる自由はあると思うんだけど、当時は全然余裕なくて、(無職なのにスケボーをするな…!!!公園で遊ぶな!!!無職の状態で心からスケボーを楽しめる男、絶対一生分かり合えない!)って怒りながら1人でお昼ご飯作って、ちょっと泣きながら1人でお昼ご飯食べた。

 

 

ルームメイト

無職のボカロpと結婚しようとしてたから、ボカロPのご実家に挨拶行ったことがあった。

ご両親が仲良しで、料理上手で優しいお母さんと、照れ屋で無口で可愛らしいお父さんと、綺麗なお姉さんがいて、ははは。と思った。

最高で、幸せで、理想の家庭で、はははと思った。

勝てなかった。劣等感に。

一緒に住んでたお家から車で片道6時間もかけて移動して家族を紹介してもらったのに、全然どうしたらいいのかわからなくて、ただオロオロしてる内に家族へのご紹介が終わった。

私の振る舞いが良かったのか悪かったのかわからないまま元カレの地元をあとにした。

もう、多分その頃から限界で、どうやって振舞ったらいいのかわからないまま一緒に暮らしてた。

私が東京行くのに合わせて、もう一緒にいられないってことで別れた。

でも結局私がすぐに一緒に暮らしてたお家を出られなくて、3ヶ月くらいルームメイトやったけどまあまあ地獄だった。

 

夜逃げ

なんか結局好きな気持ちに自信がなくて、私は家がないからボカロPと一緒に暮らしているのか、ボカロPのことがほんとに好きなのか、それとも…?

みたいなことに悩んでしまって、無理矢理一緒に暮らしてた家を出ることに。

ボカロP、絶対に泣くだろうし、引き止められると思ってた。

そうなったら一生、(この人いないと困るかも…)の状況から抜け出せないし、相手に対してそんな失礼なことある?と思って夜逃げしました。お昼だったんだけど。

ある日、タクシー呼んで荷物全部詰めてボカロPのお家出た。

 

実家より安心出来て、私のこと許してくれる男と1年半一緒に過ごしたお家。

 

どうやって感謝したらいいのかわからない。

 

アレが恋愛的に好きだったのか今でもわからないけど、絶対に人生で一番居心地のいい"帰っていい場所"だった。

 

 

上京

結局私は就職で東京に出てきたんだけど、 ボカロPが交際期間中に私に合わせて東京で就職先決めてたみたいで、彼は今も銀座のお寿司屋さんで働いてる。

 

それから

 私のこと何よりも考えてくれて、銀座のお寿司屋さんで働いてるボカロPの元カレ。

今でも近所に住んでて、近所でお仕事してるんだけど、上京してきてから1回も会ってない。

会ったら終わりな気がしてる。

連絡も来ないし、しない。

 

ただ、お寿司屋さんのボカロPが握ったお寿司食べないと死ねない と思って生きてる。

 

適当にサウンドクラウド聴いてるのにボカロPの作った曲ばっかりかかる日がある。

 

 

ボカロP、フォロワーが2万3千人いるんですよね。

 

お寿司屋のボカロPのフォロワー数を超えたら私のツイッターあがり。

そう思ってやってる。

 

ふふふ。

 

おわり。

 

聞いてくれてありがとう。

 

エベレストで死ぬ

おす~。どうも。

さめです。

 

こんばんは。

この前よく知らないおじさんとフレンチに行ったので、その時の話します。

 

よく知らないおじさん

さめは北海道にいた頃、風俗嬢だった時期があるのですが、同じ頃にいくつかボランティア団体に所属していて、(オレは普段エッチなサービスを提供してお金を稼いでいるのに、なぜ非営利で慈善活動を?)と思いながら活動していました。

その中で運営していた団体にいつの間にかいたのが"よく知らないおじさん"です。

ほんとによく知らない。誰?

年齢も職業も不明。昔起業して失敗したことと、たまに働いたりたまに無職になったりしてるってことしか知らない。

北海道のボランティア団体で知り合ったのに、気づいたら東京に住んでた知らないおじさん。

今でも度々無職になったりしているらしいのに、「銀座の寿司行くぞ」とか「裁判の傍聴行くぞ」とか「蕎麦屋に日本酒飲みに行くぞ」とか貴族の遊びに誘ってくる知らないおじさん。

何してる人なの?

んで、今回は「中野のフレンチ行くぞ」でした。

 

突然のフレンチ

東中野駅で待ち合わせしたので総武線に乗ったんだけど、たまたま私が乗った車両に白黒のボーダーTシャツ・黒のハーフパンツ・ゴツめの黒いリュック の男性が4人いたので、かなり気まずかった。

本人たちも周りの人もみんなひょうひょうとした顔で過ごしていたけど、もし私が同じような状況になったら「アイデンティティーーーーー!!」と叫びながら乗ってる車両の窓ガラスを突き破って外へ飛び出してしまうかもしれないなと思いました。

 

5分ほど遅刻してしまったものの、無事に待ち合わせに成功し、駅から5分くらい歩いて外壁が真っ青なレストランに到着。

 

こんな感じのやつを食べました。

・謎のうまいムース?の上にカラメルがかかっているあたたかい前菜(おいしかった)

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・細かい小麦粉の粒?とニョッキの上にエビとかホタテが乗っているやつ(おいしかった)

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・肉(めちゃくちゃおいしかった)

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店員さんが一生懸命料理の説明をしてくださったんですけど、しっかり聞いてたのにどれもよくわからなかった。でもおいしかった。

料理の値段とクオリティに対して自分の感性が明らかに追いついていないのを感じる。

Pepperくんの方がもう少し感性が豊かな気がする。

こういうお店に来るとほんとに申し訳なくて居心地が悪いので、早く外出てコンビニで酒買って土手に座って飲みたい。 

 

エベレストで死ぬ

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その日のコースがデザートまで全部出て、コーヒーを飲んでるときに、よく知らないおじさんが突然真剣な顔で私に話しかけてきました。

 

よく知らないおじさん「おれさ、エベレストで死のうと思うんだよね」

さめ「なぜ」

 

よく知らないおじさん「エベレストって寒いのと酸素薄いのが相まって、死体がキレイに残るらしいのよ」

さめ「ふむ」

 

よく知らないおじさん「しかも、その死体を下ろすのにコストがかかりすぎるから、そのまま放置されるわけ」

さめ「わお」

 

よく知らないおじさん「それが登山家たちの道案内の目印になるわけ。ジャンパーの色とかで「グリーンマン」みたいな適当なアダ名付けられてさ。すごいだろ?飛び降りとかと違って死んだ後もしばらく誰かの役に立つわけよ。どう?」

さめ「(どう…!?)あー、いいんじゃないですか。でもエベレストって登るのに結構お金かかるんじゃなかったっけ?」

 

よく知らないおじさん「そうなんだよな~!だから今月からしっかり目に働きはじめたんだよ~」

さめ「エベレストで死ぬために!?」

よく知らないおじさん「そう」

さめ「そうか…」

 

あまりにも突飛なことを言うので、上手く反応できなかったけど、おじさんに対して「死ぬために働くのか?」って聞いたときに、(これはちょっと哲学的な話かもしれないな…)って思ってうれしくなってしまった。

 

何にしろ明日も明後日も生きるために何か理由が必要なら、そのために全力で死に向かうのってむしろ健康なことなのではないだろうか。

最初に聞いたときは(エベレストで死ぬ?そのために働く??どうかしてるぜ…)と思ってちょっとびっくりしてしまったけど、家に帰ってじっくり考えたら、働く目的や人生で目指すゴールが"死"でも何らおかしなことではないような気がした。

大きな目標にするかどうかは別として、本当の意味で死ぬ以外のゴールなんて無いのかもしれないよね。結婚してマイホーム買ってもその後どんどん人生続くわけだし。

 

よく知らないおじさんは最近香川出身で京大卒の青年と仲良しらしくて、この前、「香川出身の友人と七色のうどんを作ってみました!🌈」っつって毒々しい色したうどんの画像を送って来たんです。

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なんかね、(はあ~~~こういう人が長生きするんだろうな~~)って、思った。

 

自殺のはなしとかさあ!!!!するしさあ!!!「あんまり生きる気力が無いから、もうあとは死ぬまでどうやって暇つぶしするか考えないとな」とか言うからさ!!!!!!(大丈夫かな…私になんて何もできないけど…せめて話ならいつでも聞くよ…)とか真剣に考えてしまった!!!!!

 

一生様々な色のうどんでもこねてろ。

 

よく知らないおじさんがエベレストで死んだ暁には「レインボーうどんマン」と呼ぶことにします。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

ずっと楽しい

おすおす。さめです。

どうも。

 

5月末あたりから人生のピークみたいにずっと楽しいので、悲しいときに読み返して元気になるために書き残しておきます。

 

金曜日の話

金曜日の夜、例のごとく1人でお笑いライブを観に行った。

『ゴッタニ』というライブ。いやあ、楽しかった〜。

20組くらい芸人が出てくるんですけど、1500円なんだよね。

そんなことある?面白い大人が40人以上働いてるのに?

 

さめがお金持ちだったら、出待ちして面白かった芸人にお金渡しちゃうだろうな。

"人を笑わせるのが仕事"ってすごくない?テレビ以外にも、もっとお金稼げる仕組みがあればいいのに。

Aマッソっていう芸人が好きなんですけど、その人たちが「年間300本ライブやって月収8万とかだよ」みたいなことを言ってるの聞いたことがあって、かなりショックを受けてからずっと"すげー面白いのにお金稼げない人"のこと気になってしまう。

いると思うんだよな、めちゃくちゃおもしろいんだけど若手の頃に稼げなすぎてお笑い辞めちゃう人…もったいね~

若手芸人のライブの入場料高くなったら困る人たくさんいるんだろうけど、さめの体感としては確実に値段以上の体験をさせてもらってるので値上げしてほしい。

 

土曜日の話

土曜日は近所の美女に髪切ってもらった。

ゲイのおっさんがやってる焼き鳥屋で知り合った女が銀座の美容室の店長だった。かっこいい。

私の心に住んでる田舎モンの中学生が鼻水垂らしながら(銀座の美容師さんだって…!しゅげ~~~!!)って言ってる。

 

髪を切ってもらってる最中に「さめちゃん前髪かわいい~~~」「お!色入ったね!かわいいな~~~!」って魔法をかけてくるので、ほんとに可愛くなった気がしたし、あれは危ない。あんなの好きになっちゃう。

前に美女美容師とお酒飲んでるときに「どうやったら目の前にいる女の子が一層可愛くなるかを考えながらコミュニケーションとってると、どんどんその子のことが好きになっちゃって、お客さんが帰るときにはもう彼氏になったみたいな気持ちなんだよ~」って言ってたことがあった。

そのときは(ほ~~!)ってくらいだったけど、当日、実際に切ってもらって(こういうことか…!!)って感動した。

もちろんお仕事でやってくれてるんだけど、本気で「かわいいね!似合うね!」って言ってくれてる気がして、かなりドキドキする。

だから付き合ってはならない男の職業3Bに「美容師」がランクインしてるんだな~~って腑に落ちました。あんなの抱き放題じゃん。女。

 

美女にメロメロになったあとは、近所のゲイの焼き鳥屋へ。

その辺に座ってた人と仲良くなって、そのまま近くのカラオケバー行って、おじいちゃんたちと一緒に山口百恵とか郷ひろみとかを歌った。

そこで仲良くなったお兄さんの家に行って「元カノが精神的に不安定な女だったので、付き合ってた頃、帰宅したら玄関でアッツアツのハッシュドビーフをぶっかけられたことがある」って話聞いてゲラゲラ笑った。

 

美女美容師から「仕事終わって彼氏と飲んでるよ~おいで~」って連絡入ったので、そっちに行って、美女の彼氏にあいさつして帰宅。

美女美容師の彼氏が「美女美容師とさめちゃん、性格とか喋り方がそっくり!」って笑ってた。嬉しいね。

 

 日曜日の話

好きな女と新宿で待ち合わせ。オレたちの「かぶら屋」へ。

いつもね、「今日どこ行く~?」「一旦かぶら屋に入って考えよ~」って言ってかぶら屋に行くんだけど、結局そのままかぶら屋で過ごすんですよね。良すぎて一回入ったら出られない。

その日のかぶら屋には「今、引っ越しの途中なんだけど、ついついかぶら屋来ちゃった」っておじさんとか、「北海道からかぶら屋に来た」っておじさんとかがいて意味がわからなかったし、(わかる。)と思った。

かぶら屋の魅力は言葉ではなかなか伝えられない。すごく好きなんだけど、「かぶら屋大好き!」ってことじゃなくて、気づいたらかぶら屋にいる。みたいな感じです。

 

ツイッターで知り合った知らないお兄さんが途中から合流して一緒にお酒のんだ。

ツイッターはほんとにすごい。呼んだら人が来る。知らない人なのに。ツイッターで知り合った人みんな気さくだし、どうなってんの?

 

その後好きな男と合流して、インターネットの人がやってるカレー屋に。

好きな男が「駅前で立ちションしているおじさんがいるので、そこで待ち合わせで。」と言ってきて、待ち合わせがかなり難航した。

 

インターネットの人がやってるカレー屋には案の定インターネットの人しかいなくて快適。

初対面のインターネットのお兄さんと相席させてもらったんだけど、いい人でよかった。

事前に「彼がいると場がしまる」って情報だけ知っていたのですが、本当にそうだった。真顔で冗談言う人。

 

私がいちいちうるさいタイプなので、"全然動じない人"にいつもあこがれてしまう。

面白くてもつまんなくても意味わかんなくても ひょうひょうとしていられる人ってどうなってるんだ。構造が違いすぎて(そういう訓練受けてる人なのか?)と疑ってしまう。

この日相席させてもらったインターネットのお兄さんなんて、カレー屋でスパイスを煮込み始めて、店にいる全員が咳き込んでたときも「あ、僕は平気なんで…」って言ってひょうひょうとしていた。絶対そういう訓練受けてる。

 

カレーもビールも美味しかったな。

 

最近毎日こんな感じで、楽しいです。

脳があんまり無いので、どこにいても何をしてても大体楽しいタイプなんだけど、それでも今の場所を選んでよかった。

 

おわり。 

メイドカフェ行きました

おすおす。

さめです。どうも。

 

この前人生で初めて本格的なメイドカフェに行きました。

 

北海道にいたころに"メタルバンドやってるかわいい女がメイドの服着て永遠と濃い酒を出してくれるメイドカフェ"には通ってたことあるんですけど、本格的なメイドカフェに行くのは初めてでした。

 

今回行ったのは@(アット)ホームカフェ秋葉原ドン・キホーテ店。

一緒に行ったのは取引先のワタべ(仮名)さん。

ワタべさんスペック

・37歳
・独身彼女なし
・実家暮らし
・趣味:ワインとスニーカー集め
・見た目:細身の色素薄い系
・性格:気が弱くてノリがいい 


メイドカフェ行くことになったきっかけ

さめの会社は秋葉原にあって、その日は弊社の近くでワタベさんと打ち合わせ。

帰りに秋葉原のメイン通りをワタベさんと一緒に歩いてたんですけど、その辺にはいつも客引きのメイドさんがうじゃうじゃいるんですよね。

5~10mに一人の感覚でかわいい女が立ってることにテンションが上がるオレ。

もう何度も見てるはずの光景なのに、色とりどりの衣装を着たかわいい女たちがニコニコしているのを見るとどうしても(ヒューヒュー!ここはほんとにいい街だねえ。あたしゃこの街が大好きだよう。)と ちびまる子になってしまう。

ワタベさんが「いや~すごい街っすね~オレもメイドカフェ行ってみたいな~」って言うので、すぐさま「お。最高だ。行きましょう。」ってことになりました。

その日はそのあと予定があったので適当に別日でスケジュール決めて解散。

 

メイドカフェレポ

ついに待ちに待った当日。

事前にワタベさんとやり取りしているときに「オレ札束握りしめて行くので、さめさん好きなだけ豪遊していいですよ~」と男気(?)を見せてきたので、ほんとにお言葉に甘えて豪遊してやろうと意気込んでいました。

 

秋葉原駅で待ち合わせして、客引きのメイドさんがたくさんいる通りを2周くらいしながら「どのお店にします~~?」「あ!あの子かわいい。」「うわ、今こっち見てくれた。お~~かわいい。」みたいなやり取りしました。

 

ウロウロしている間にワタベさんが「オレ、メイドカフェのこと勉強してきたので聞いてもらっていいですか?」って言うから勉強の成果を聞かせてもらいました。

メイドカフェのルール

その1、メイドさんの写真を撮ってはいけません。

その2、メイドさんの個人情報を聞いてはいけません。(本名はもちろん出身地とかも…!)

その3、メイドさんに連絡先を渡してはいけません。

その4、メイドさんに触れてはいけません。

以上です。」

多い。ルール多い。元風俗嬢としてはそんなにガチガチのルールで大盛況なのが不思議です。

そういうことではないんだろうけど、メイド風俗行けばよくない?触り放題だよ。と思ってしまうな。

 

それはそうと、秋葉原ではメイドカフェが飽和状態で、今や"◯◯カフェ"だったら何でもありになってるみたいなんです。

アイドルメイドカフェ(アイドルのメイド(?)と戯れることが出来る)

ネコカフェ(猫と猫の格好した女と戯れることが出来る)

戦国カフェ(フリフリした着物みたいなのを着てる女と戯れることが…略)

コスプレカフェ(アニメキャラにコスプレした女と…略)

男装カフェ(男装した…)

と、まあ色々あってどれがいいのかわからない…

ってことで結局メイドカフェ二大勢力の「@(アット)ホームカフェ」にしました。

(ちなみに、もう一個有名なのは「めいどりーみん」

 

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店の前に着き、キョロキョロしてたんですけど、その時点でお店からあまい匂い。 

かなりメルヘンな香り。嗅覚から攻めてくるじゃん。

そういうところなの?五感を活かして楽しむところなの?と戸惑っている私達を見かねて案内人(?)のお兄さんが「おかえりなさいませ~只今ご案内いたしますので、こちらでお待ち下さい」と声をかけてくれました。

 

「こちら注意事項など書かれていますので、ご覧になってくださいね~」とメニュー表みたいなのを渡されました。(ほんとに細かいルールが色々書かれてました。)

 ちょっと待ってたら案内役のメイドさんがきて「おかえりなさいなさいませ。ご主人様、お嬢様!ご案内いたします!」と元気よく登場。

廊下を歩いていく中で鈴みたいなのを鳴らされてさらにもう1度「おかえりなさいませ!」他のメイドさんたちも声を合わせて「「おかえりなさいませ!」」

感動ですよね。

テレビとかでよく見るアレじゃん。メインイベントじゃん。

「ほんとに言ってもらえるんだ…」と"生おかえりなさいませ"を噛み締めながら案内された席に座りました。

案内してくれた新人さんの舌っ足らずな説明をニコニコ聞くさめ。

入店した瞬間から顔が引きつっているワタベさん。なんで来た。

 

システムとしては、普通にドリンク・食事・ゲーム・チェキなどを単品を注文するパターンとそれらのセットを注文するパターンがあるそう。

しかも@ホームカフェではメニューの表記が以下のようになっているのです。衝撃。

ジュース→じゅーちゅ

ホットの飲み物→あちゅあちゅのお飲み物

アイスのドリンク→あいちゅのお飲み物

オムライス→おむらいちゅ

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 普段だったら「ああん!?まっくろしゅわしゅわ(コーラ)だあ!?ええかげんにせんかい!!!!」となるところですが、ここは天下のメイドカフェ

ワタベさんは戸惑っていましたがさめはもう開き直りきっていたので(わあ~かわいい~)みたいなテンションで楽しくメニューを見たり説明を聞いたりしてました。

 

結局、2人ともドリンクとチェキがセットになっているメニューを注文。

 

ドリンクは単品メニューの中からなんでも選べるとのことで、せっかくだしメイドさんが作ってくれるスペシャルカクテルを。

色とアルコールの強さが選べるというので、ワタベさんは「ピンクのアルコールの強さ普通」さめは「赤のアルコール強め」を注文。

 

メイドさんたちが思い思いのポーズで写っているアルバムを見ながら一緒にチェキを撮るメイドさんを選んでいると、シェイカーとグラスを持ってメイドさんが現れました。

メイドさん「今から魔法をかけるのでご主人様も協力してください~♡」

さめ「は~~い♡」

ワタベさん「…」

メイドさん「今から私が言う魔法の呪文を繰り返してくださいね♡ポーズは萌え萌えポーズ(※)で応援してください♡いきま~す♡」

※萌え萌えポーズ

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さめ「はあ~い♡」

ワタベさん「…」

 

メイドさん「フリフリ♡」

さめ「フリフリ♡」

 

メイドさん「シャカシャカ♡」

さめ「シャカシャカ♡」

 

メイドさん「萌え萌え♡」

さめ「萌え萌え♡」

 

 メイドさん「キュンキュン♡」

さめ「キュンキュン♡」

 

メイドさん「にゃんにゃん♡」

さめ「にゃんにゃん…(長いな…)」

 

メイドさん「わんわん♡」

さめ「えっ…わんわん…!」

 

メイドさん「ピヨピヨ♡」

さめ「ピヨピヨ…!?!?」

 

メイドさん「美味しくなあ~れ♡」

さめ「美味しくなあ~れ…!!(にゃんにゃん以降のやつ厳しかったな…)」

 

メイドさん「わあ~~~(パチパチパチ)」

さめ「わあ~~~~(色んな意味で~~~~)」

 

ということでこれが出てきました。

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ここまで長い道のりだった…

ナメてた…魔法って、なんかもっとぱっとかけられるもんだと思っていました。

呪文を唱えている途中からどんどん恥ずかしい気持ちになってきてしまい、魔法を応援する者としての未熟さを感じました。

魔法をかけてる間、ワタベさんは横で思いっきり引いてたので、いないものとして完全に無視するしかなかったです。なんで来たの?

 

はあ~消耗してしまったな、と思いながらぼんやり魔法のカクテルにちょっと口をつけたら、ガッツリ目がさめました。

 

甘い!!!!!!!

 

歯が溶けるかと思いました。あのー、アレです。かき氷のシロップ。原液で飲んでる感じです。

一応念のためもう一口…

 

「ガッッ…ハッッ…!!!」

 

バトル系の漫画で会心の一撃を受けたみたいな声が出ました。

 

店内にはメイドさんが6~7人位いて、お客さんとゲームしたりお話したりしてるんですけど、ワタベさんと2人で「コレは…飲み物としてどうなんですか…?」「オレ、これ以上飲めないっす…」と魔法のカクテルに打ちのめされてたら一人のメイドさんが話しかけてくれました。

「うちのドリンク、初めて飲んだ時私もびっくりしました~~(笑)これ、バグだと思うじゃないですか?デフォです。他の飲み物もぜ~んぶこの甘さです。うふふふふ♪」

とのこと。

これデフォなんだ…二杯飲んだら間違いなくその場で糖尿病になります。

 

お客さんの内訳は常連(っぽい人)が7割。観光客2割、その他1割って感じでした。

こういうところに通うのって、もっさりしたオタクの人ばっかりなのだろうな〜と思ってたのですが、意外と爽やかでオシャレなかっこいい人も多かったです。

なんていうか、最近"非モテオタク界"にもオシャレでかっこいい人増えてきてますよね。「neoオタク」みたいな人。

まあでもさめの隣に座ってた人はガッツリ古典的なオタクタイプののでした。

髭面のもっさりした男性が一人でずっと突っ伏して謎の絵を書いてたので、(お前もなんで来たんだよ)と思いました。

 

 メイドカフェ特有の雰囲気に慣れてきたころにちょっと冷静になってふと察知してしまったんですけど、メイドカフェに男女で入るのってアレですね。ダメですね。

「悪いことは言わねえ、ここはアンタらみたいな奴らがくるところじゃねえんだ。サッサと失せな!」みたいなオーラを感じる。常連さんたちから。

(あ~~~~~~~確かに~~よく考えたらここで男女がキャッキャするのは場違いですよね~~~)と思った頃にはもう「チェキでお待ちのワタベ様~♡」とワタベさんがチェキに呼ばれてました。

 

チェキの説明を簡単にします。

お店の真ん中がステージみたいになってて、そこに順番に呼ばれて事前に指名しておいたたメイドさんと写真が撮れます。

ポーズは自由で、こちらが指定することも出来ます。

ゲーム(ワニワニぱっくんなど)とチェキがメイドさんたちと戯れる事ができる主なチャンスとなっているので、人気コンテンツです。

 

ワタベさんは一緒にチェキを撮るメイドさんを選ぶときに「オレ、もう全員同じ顔に見えるので、誰でもいいです…」とか言ってたくせにステージに上るとニッコニコでした。

その上、メイドさんに「よかったら、ごちゅ人様もどうぞ~♡」って勧められてうさぎの耳をつけてました。

いやいや、さっきまで苦笑いしてたのにうさ耳はつけるのかよ。

かなり面白い光景だったんですけど、空気的に大爆笑していい感じではなかったので、しかたなく魔法のカクテルに口をつけて「ウグッ…」となることでなんとか指差して笑いそうになるのをこらえました。

 

ワタベさん

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そんでさめのチェキの番。断トツに顔がタイプだったメイドさんとチェキを撮れて満足でした。ゆるめるモのあのちゃんに似てた。

チェキのポーズをメイドさんと一緒にハートを作るポーズにしたのですが、指先が触れてしまいそうだったので「あれ、コレって指先でも触れたらダメなんですよね?」と尋ねたところ「そうなんですぅ~♡触れたら溶けちゃう♡」ってあんまりかわいく言うので、なぜかつられてさめまで「うわ~♡不思議~~~♡」ってなりました。

おんなじ感じで喋ってるのにオカマ感が出てしまうのはなぜでしょうね…

 

満面の笑み

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あの空間はあれですね。入りこんだもんがち。

テーマパークとして行くなら完全にアリです。

女を売りにしてるお店だけど、キャバクラと違って店内がかなり明るくて開けているので、通うとなると常連さん同士の目に見えないバトルみたいなやつがかなり露骨です。

何にせよ楽しかったです。次回は女の子と行きたい。

 

焼き鳥屋

メイドカフェを出たあと、「楽しかったね~」つって適当にいい感じの焼き鳥屋に入りました。

もう、ビールがうーーーーーんまい!飲み物って甘くないだけでこんなに美味しかったっけ?ってくらい美味い。

「ワタベさんが結婚どころか彼女もできないのはなんでだろうね~」の話しました。

その場では「なんでですかね~出会いないなら婚活パーティーとかどうですか?」みたいなこと言ったけど、よく考えたら実家ぐらしのひょろいアラフォーやばいな…

最近まで婚活してたので、そのスペックがどれだけ人気ないかよく分かる。

 ワタベさんは最近事情があって実家に戻ったのですが、それは仕方ないとして、めっちゃ金かかる趣味があるってのもあんまりモテない気がする。アホほど稼いでるなら別ですけど。

(ワタベさんはワインとスニーカーを集めるのが趣味です)

 

そろそろお開きにしましょうかって頃に、ワタベさんが「全く出会いが無いってわけでも無いんですよ。友達の紹介とか。でも、オレももういい歳なんでね~最近アレなんですよね~、恋に臆病っていうか…」と語りだしたので、「"恋に臆病"ってほんとに口に出す人いるの!?歌詞じゃん!」って指差して笑いそうになったんですけど(今日2回目)、絶妙に笑っていいのかわからない雰囲気だったので、「ハハハ…わかります~」って耐えた。いや、ちょっと笑っちゃってるか。

 

何故か最終的に私がワタベさんに未婚女性を紹介する感じの流れになって、「どんな人がいいんですか?」って聞いたら「オレ、ほんとに誰でもいいんで。好みとか無いんで。よろしくお願いします。」って言うので、「わかりました~じゃあ誰か今度紹介しますね~」って言ってお店を出ました。

 

帰り際、

ワタベさん「さめさん、ほんとにいい人紹介してくれるんですか~?」

さめ「バイト先にいい人いるので、許可とれたら今度紹介します。好みとか無いんですよね?」

ワタベさん「ありがとうございます。好みないっす!」

さめ「そのお姉さん優しいしかわいいし、いい人なんですよ~。猫が大好きなお姉さんなので、連絡先交換したら猫の話すればきっと喜んでくれますよ。」


ワタベさん「あ、おれ猫キライっす!!!猫大好きな人はちょっとすいません…!」

 

 

 

 

一生独身だバーーカ。

 

おわり。