わたしのはなし

よろしくお願いします。

アルバイトのはなし

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おす。どうも。さめです。

今回はアルバイトの話します。

 

私が初めてアルバイトしたのは中学生のときで、北海道で有名なチョコレートメーカーの社長の犬を散歩させるアルバイトをしてました。

初めてのアルバイトが社長の犬の散歩なの変だろ。

 

現在までに大体20箇所くらいでアルバイトしたことがあって、やってきたバイトの中にはラーメン屋さんや、オムライス屋さん、テレアポや農家の手伝いなどの他に風俗店でのアルバイトもあります。

 

女子大生だった頃、風俗嬢だったはなし

働き始めたのが たしか大学1年生の時で、働いてたのはすすきのにある風俗店。その界隈では結構大きいグループがやってるお店でした。

私が務めていたお店は一応"脱がなくてもいいし嫌だったらお客さんとキスもしなくていい"ってことになってたので、風俗界ではかなりサービスの軽い方のお店でした。

それに、当時私を指名して通ってくれるお客さんは一緒にケーキ食べたり、肩もんだり、お話するだけでいいから…というような人の割合も多かったように思います。

 

風俗嬢とおじさんたちのはなし

出勤すると一人の女の子に対して一部屋割り当てられて、半日~1日、接客中も待機中もその部屋で過ごすんですけど、当時の私は仕事とプライベートを分ける という感覚があまりわかってなかったため、接客中も‟自分のお部屋にお友達を招く”ぐらいの自由さで仕事してました。

指名してくれたお客さんと3時間一緒にいて、その内2時間私が寝ている というようなことが結構ありました。怠慢。

想像してください。薄暗くて暖かい個室で肉襦袢来たプーさんみたいなおじさんと添い寝したら寝てしまいませんか?

寝ないか。

そこそこ想像力がある女の子は今ゾッとしたのではなかろうか。完全な個室の中で知らないデブのおじさんとほとんど着てないのと同じような薄着の制服を身に着けて身体を密着させるのって、普通の感覚でいったらこわいですよね。

こわいと思う人のほうが多いと思うんですけどね。なぜか最初からぜーーんぜん平気だったんですよね。知らないおじさんとの密室。

男の人とイチャイチャできて、お金まで貰えるなんて最高〜〜!!お客さん全員かわいい大好き!と思ってましたね。

あとまあ、すぐ打ち解けた方がエッチなサービスをしてるときに楽なんですよね。お互いに無理やり何かを強いることがなあまりなくなるので。

そんなこんなで、プロとして、一人の女子大生として信じられないくらいの自然体で働いてました。

こんなこと言うと怒られそうだけど、あのお店での振る舞いはあんな感じでよかったんだろうなあ、と今でも思ってます。

だって、“めちゃくちゃえっちなことがしたい!”という人は当時私が働いていたようなサービス軽めのお店にはそもそも来ないんですよ。

あのお店に来てくれるお客さんはきっとみんなちょっとエッチな女の子のお友達が欲しかったんじゃないかなと思います。

そういえば、そのころ「(世のおじさんはお金はあるけど寂しい人が多いんだな…)」ってよく感じていた気がします。

ある程度年をとってしまって、だれにも甘えたり出来ない男性は私の想像よりも孤独なんだな、と。色んなおじさんと仲良くなる内に人間のことが何にもわからない私でもお客さんから伝わるSOSみたいなのはたまに感じていました。

そんなの、共感したところで1時間くらい”ちょっとエッチないい子”でそばにいるくらいしか私にはできないんですよね。

風俗店って裸になる上に個室だし、‟下界では全くの他人”ってこともあってフラットな状態で会話できるから、人によってはかなり打ち解けやすい環境なんですよね。

もちろん全てのお客さんに対して出来るだけ親身になりたいし、連絡先教えるのもご飯に行くのも彼女になるのも全然いいけど、それで「(孤独なおじさんが救われるのでは?)」って考えるのはちょっと傲慢っぽいし、もしそうだとっしても、その方法だと1人のおじさんしか癒せない。(目の前にはたくさんの孤独なおじさんがいるのに…!)というような、どうしようもないことに憤りながら、すすきのの風俗店で週に3回ほど”ちょっとエッチないい子”をやってました。

私は私で家庭環境おしまい女だったので、お客さんとの距離感バグってたんでしょうね。

1回、教えてないのに私の在籍している大学を調べて学校祭に来ちゃったお客さんもいました。

風俗嬢の学校祭に来るなよ。

 

ネットワークビジネスをやってる人たちと一緒にタワーマンションに住んでたはなし

いろんな人と会ったといえば、風俗嬢だった当時、ツイッターで知らない人に誘われて某ネットワークビジネスねずみ講と呼ばれるジャンルの商法)で有名なア〇ウェイの人たちだけが住んでいるタワーマンションに通ったり住んだりしていた時期がありました。

そこに住んでた頃、この人たちは普通にいい人たちなのに、なんでわざわざ無理して笑ってるのだろうか…とよく思ってました。

月に何度もパーティーを開き、(それがア〇ウェイをやっていない人を勧誘する機会になっていたんだけど、)人見知りなのに無理にオープンマインドを意識してニコニコしているときの張り付いた笑顔を「(この人達、夜寝る前に一人になった時泣いちゃったりしてるんじゃ…)」と思いながら眺めていました。

SNSに“自分の人生は素晴らしい。すべての出会いに感謝。”というような投稿をするのが彼らの特徴だと思うんだけど、とにかく表面上のイメージとは真逆で、タワーマンションの中での恋愛事情も複雑だったし、上下関係とかお金のこととか内部はかなりドロドロしていました。

組織の構造も思ってたより複雑でした。派閥があったり、それとは別に個々人にランクがあったり。

私が通ったり住んだりしてたのは北海道で1番大きな派閥のリーダーも住んでいるタワーマンションで、リーダーが1番儲かっていたし(ネズミ講なので当たり前なのですが)、モテてました。タワマンの中に元カノがたくさんいる状態でしたね。変なの。

そんなある日、いつも通り風俗店に出勤したところ、廊下でたまたま知っている人にばったり会ったんですよ。

ア〇ウェイのリーダーの婚約者。

当たり前だけど、ネットワークビジネスの収入だけで生計を立てられる人間なんて本当に一握りで、あとのメンバーはテレアポやキャバクラや風俗で働いていたんですよね。

そこの製品を大量に買い続けながら生活していくのはかなりきつかったのでしょう。

でも頑張らないとそこにしか居場所がない。というような人も結構いたみたいで、リーダーの婚約者もその中の1人だったみたいです。

その日以来、タワマンでリーダーの婚約者に会っても(お前!あの話絶対すんなよ!?!?)って目をされていたので「この前、あのお店ですれ違いましたよね!?」と喉まで出てきたけど結局直接聞くことはできなかったです。

 

ネットワークビジネスのリーダーと婚約していた風俗嬢のお姉さんへ

みんなで住んでるタワマンから徒歩5分くらいのところにある風俗店で働くの、リスキー過ぎるだろ。

 

ごはん代も家賃もほとんど払ってなかったので、そこそこ高待遇だったんだと思うんですが、他に入り浸れる家が出来たのでタワマンに通ったり泊まったりするも段々なくなっていきました。

 

お店の中の人たちのはなし

他にもいろんな人に会いました。お店で働く人たちともたくさん友達になった記憶があります。高校の時の同級生のお姉ちゃんとか。

イラストレーターのお姉さんと仲良くなって展示会に行ったこともある。

暇な時はフロントでスタッフさんと一緒に無駄話してたし、風俗専門のカメラマンさんとはよくカラオケに行ってた。

風俗店でよくあるのが、男性スタッフがバイトの女の子とお客さんのことをバカにして、バイトの女の子がお客さんと男性スタッフをバカにする。お客さんも男性スタッフとバイトの女の子のことをバカにする。というような構図。

不安や不満を誰かのせいにしたいんでしょうね。

それぞれのポジションから聞こえてくる“所詮風俗店で働いている女”とか“お金を払わないと女と話す機会のない非モテおじさん”とか“風俗嬢が稼いだお金で生活していて社会的に死んでる男性スタッフ”とか、自分の保身のために相手を蔑むような思考なんて、仲良くなってしまえば、もうそんなのどうでも良くなると本気で思ってて、結構真剣に店内でお友達増やしてました。

出来るだけ働きやすい環境で仕事したいと思ってたんですよね。風俗嬢なのに何言ってんだって感じかもしれないけど。

 

結局そのお店で風俗嬢として働いていたのは1年半くらいでしたが、かなりいいお店でした。

楽しかったな〜お客さんのこともみんな大好きでした。

当時私にガチ恋してくれていたお客さんが同じ店舗の別の子に抜いてもらってから私を指名してくるのも面白かったです。かわいいね。

 

風俗嬢やったから知ることができたこともたくさんあって、例えば、そこの女の子たちはサービスのクオリティ担保のために2~3ヶ月に1度、スタッフさんにエッチな研修をしてもらうんですけど、それってすごくないですか?世には「エッチな研修」ってのがほんとにあるんだな~~って。感動しましたね。

あとは、(風俗店に来る)男のパンツが8割近くユニクロ ってことも風俗嬢のときに知りました。

私の場合、かなり忘れっぽいので、お客さんごとにカルテをつけてたんですよね。名前とか職業とか、聞いた話全部。あとは性感帯。そこにパンツがユニクロかどうかも書いてて、計算したら大体8割位がユニクロでした。そんなことある?

こんなにみんな同じメーカーの下着つけてるの面白くないですか?ズボンを脱がせる度に「またかよ!!!」と心の中でツッコんでました。週6でカレー食わされてるみたいな感覚です。週6でカレーは別に嬉しいか。

それより、"女子大生の風俗嬢が自分の個人情報と性感帯が書かれているカルテを勝手に作ってる"っていう事実、結構嫌ですね。

 

なんか長くなっちゃったな。

 

そんなこんなで今回はおわりです。

 

書いてみたら全然おもしろくなくてびっくりした。

聞いてくれてありがとう。

 

おわり。

 

 

 

 

 

160129のはなし

 

 

おすおす。

どうも。

さめです。

今日は

 

160129のはなし

を聞いてほしい。

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その日は適当に仕事を終わらせて、いい匂いのボディクリームを買ってから仲良しの美女とお酒を飲みに行った。

その日のお酒は美女がセッティングしてくれた飲み会だったんだけど、メンバーの内訳が

・70歳くらいのバンドマン(全身ピンクでドクロ柄の服(ピアスも指輪もピンクのドクロだった…!))

ハプニングバーに通うTENGA社で広報やってる女の子(かわいい)

・広報の子の友達(ハプニングバーに通ってる)

TENGAで働いてるおじさん(いつもお土産でえっちなグッズをくれる)

・歌舞伎町の女王様(バツ3)

・女王様の旦那さん(4度目の夫)

・女王様のお父さん(養親)(バーテンでDJ)

・巨乳の女子大生

・美女

その他...

だった。濃い。他にも何人か変な人が居たけど、もう覚えていない。

東京はすごい。

私の語彙力にも問題があるけど、これしか言えない。東京はすごい。

状況に脳みそがついていってないままお酒を飲んでいたら余計に何にもわからなくなり、さっき買ったばっかりの ボディクリームをハプニングバーに通っている女にあげてしまった。

いい匂いのボディークリームもハプニングバーで使ってもらえれば本望だろう。

みんなが大人の玩具を眺めたり女王様に色々質問したりして楽しそうに過ごしている間に、私はコースの〆で登場した大量のうどんを茹でたり、食べたり、人に配ったりしていた。(後にうどん大使と名付けられた)

どう考えてもその時のメインイベントはうどんじゃない。

どうしてあんなに躍起になってうどんを配ったのか自分でもわからない。

みんな楽しそうに話していたのに。

私だけうどん。

それはそうと、私のような日本の端っこから出てきた一端のうどん大使でも、歌舞伎町の女王様と盃を交わすことなんてあるんだなあ。と感動した。

東京はとんでもない街だ。

来てよかった。

 

聞いてくれてありがとう。

おわり。

 

16.01.11のはなし

 

おす。

どうも。

さめです。

今回は01.11のはなし。

 

成人式だ

 

 

インターネットの人たちが成人式に関するネタをおもしろおかしく振り返っているとき、「(私にはネタに出来るほど面白かったことも、悲しかったことも、驚いたこともないなあ)」と考えていた。

唯一覚えているのが、成人式の会場に幼なじみと一緒にいたら、幼なじみを迎えにきた彼女の恋人がうっすら紫色のダセえサングラスをかけていて、

「(うわっ…)」と、そのセンスに衝撃を受けながら無言で幼なじみを見送ったことぐらいだろうか。

今年の成人の日は前日、(というか当日の朝)までアルバイトをしていたので、昼過ぎまで寝て、少しだけ本を読んで、夕方から友人と約束があったので出かける準備をした。

渋谷で日本酒を飲みに行く約束をしていた。

渋谷に着くまえにもうすぐ到着する旨を連絡すると、「店で待ち合わせしよう」と提案されたんだけど、どうせ迷子になるし、休日で人の多い夕方の渋谷を1人で歩きたくなかったので駅前まで迎えにきてもらった。

時間通りにすんなり駅前のTSUTAYAにたどり着いたことすら快挙で、誇らしげにしたら、「当たり前。褒めないよ。」と言われた。褒めろよ。

北海道から出てきて、3ヶ月目にしてはそこそこ道を覚えている方だと思う。積極的に出歩いているにしては迷子になり過ぎだけど。

お店について、カウンターに通してもらって、それぞれポツポツと最近あったことを話したりした。

昨日ライブに行った。だとか、年越しどうしてただとか。美味しいキノコのサラダを食べながら日本酒を飲んだ。

美味しい日本酒が揃っているお店だったので色々飲んだんだけど、どんな日本酒を飲んでも「美味しい!さっきのと味が違う!美味しい!」という陳腐な感想しか発せないので「飲ませがいがないなあ、」と言われた。

「割り勘なのに“飲ませがいがあるか否か”なんてことを考えなくてはならないのかよ。死角だった。お酒飲む機会も多いしもう少しお酒の味を表現できる言葉のレパートリーを増やしたほうがいいのかな~~」

と思ったのはなんとなく言わなかった。

「〇〇さんはきっとお前のこと好きだよ。」などと困ったことを言われて、特に正解が思いつかなかったので「そうなのー?全然わかんない」などと言いながら笑った。

好きとか恋とかっていう一つの心理状態のことをみんなそれぞれの価値観であーだこーだ言うから混乱する。

私はお利口なチンパンジーよりも恋や愛のことがわかってないので、色んなことを言われても「ウホ…」としか言えない。

何も考えてないことにする、というか、そのことについてマウントを取ってもらったほうがよっぽど楽だ。と言うのはスナックやガールズバーでおじさんを接客している時学んだ。

人間界では価値観をぶつけ合わないほうが美味しいお酒が飲める場合がほとんどだ。と、お利口じゃないチンパンジーは思います。

 

昔からそうなんだけど、いろんな人の人生のはなしを聞くのが好きで、そのための初回のコミュニケーションがわりと得意なんだけど、初回のコミュニケーション以降、会えば会うほど相手に興味がなくなったりすることがよくある。

なんででしょうね。価値観のすり合わせみたいなのを恐れて、偶然ピッタリ気が合う人が現れることを期待しているのだろうか。そんな人いないのに。

今、自分に山崎まさよしのセロリを聞かしてやりたい。

なんてどうでもいいことをぐるぐる考えながらカラオケに行った。

歌ったら考えていたことが全部どうでも良くなったので歌はすごい。カラオケ屋さんになろうかな。

カラオケ屋さんを出て駅まで送ってもらって、そのまま家に帰った。

 

3年前の成人の日の私は想像できていなかったと思う。東京で一人暮らししていることも、全く知らないインターネットの人と渋谷でお酒飲んでることも。

今から3年後の自分のことも想像できなくていい。

先のことが見えないと不安だという人もいると思うけど、先のことが何でも想像つく方が私はこわいなあ。

エンディングがわかっている映画なら観なくていいや。

これから3年後、何しているのか、どこにいるのか、何を考えているのか全然わからなくて安心する。

なるべく面白い結末をむかえたいから、もっといろんな人に会いたいし、会った人にとって“つまらない他人”にならないように生きれたらいいな。

まずはお酒を飲んだときのコメントのレパートリーを増やさないとね。

 

おわり。

聞いてくれてありがとう。

ブログを始めました。のはなし

どうも。さめです。

ブログを始めました。

今まで数えきれないほど“3日坊主の神”のご加護を受けてきたにも関わらず

日々更新して行かなければならないものを始めてしまった・・・もはや不安。

「バイト」なんかもそう。中学生から就職するまでの約10年間で20店舗くらいアルバイトをしたことがあります。すぐ飽きちゃう。

そんな私がブログを始めました。

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次から頑張ろ~っと

おわり。