わたしのはなし

よろしくお願いします。

寿司屋のボカロPの話

おす。

どうも。さめです。

 

今回はさめの元カレ、寿司屋のボカロPの話をします。

 

変な人

大学生のころ、風俗嬢をやりながらボランティアやってる学生団体を運営していたので、変だった。

高収入バイトでエロいサービスをしながら無償で高校生や大学生の自己啓発手伝ったりする生活。

当時所属していた学生団体では定期的にボランティアのイベントをやっていて、そこにいろんな企業や、ほかの学校の先生たちがよく見学に来ていたんだけど、ある日見学者の中にインカム付けた明らかに怪しいいおじさんとお兄さんの2人組がいた。

 

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※インカム

 

ボランティアスタッフの間で(あの人たち変だから要注意!)とこっそり伝言が回ってくるくらい怪しかった。

髭面のポッチャリしたおじさんとソワソワしてる細身のお兄さん。

 その、変なお兄さんが元カレ、寿司屋のボカロP。

 

きっかけ

イベントの打ち上げにまで付いてきた変なおじさんとお兄さん。

変だけど悪い人ではなさそうだったので、お兄さんの方に「怪しいですよ」って話しかけた。すっごい嬉しそうにしてた。

そのあとちょっと喋って、「採用活動で来てるんだと思うけど、違反行為だから2度と来ないでね」って注意して連絡先を交換した。怒ってんのに嬉しそうしてた。変だ。

 

それからも普通に連絡が来て、何度かごはん行った。

ある日2人で飲みに行って、そのままボカロPのお家に行くことになった。

(まあ抱かれるだろうな〜)と思ってて、そのころ風俗嬢だったし、 “辻斬りフリーセックス ”って感じの生活をしていたので、どうぞどうぞ〜って感じだったんですけど、同じベッドで寝たのになんっっにもなかった。

朝起きてから「絶対そういう展開になるかと思ってました」って言ったら「付き合ってないし、好きなので、しません」って言われて(あ〜、あーあ)となって、その場で「彼女にしてください」って言った。

ほかの人はだいたい「好きだよー」って言って行為に及ぼうとするのに、「好きだからしない」ってことに感動したんだと思う。

辻斬りフリーセックス風俗嬢、ほんとは誠実に生きたかったし、誰かに大事にされたかったのかもしれない。

 

一緒に暮らす

お家がめっっちゃくちゃだったので、家に居られなくて、「住んでいい?」って聞いたら「住んでいいよ〜」だったので、住んだ。

 

とにかく優しくて赤ちゃんで変な人だった。

 

いつも冷蔵庫に魚肉ソーセージが入ってるんだけど、「これなんで買ったの?」って聞いたら「生だとあんまり好きじゃないけど、焼けば美味しいから…」って言うので「じゃあ焼けば?」って言うと「焼かない…」って言うの。ふりだしにもどる。

んで、私が焼きそばとかに魚肉ソーセージを使っちゃうとまた買ってるくの。食べないのに。変。

 

付き合ってる間、無職の期間も全部で3ヶ月×3セットくらいあった。

タイミング悪く私は就活したり、やってた団体の引き継ぎしたりアルバイト3つやったりして忙しかったから、遅くに家に帰ってきたとき、家の中が散らかってる状態で無職の元カレがYouTubeでガキ使観て爆笑してるのに対して、怒って、ハグして、一緒に観たりしてた。

 

唯一ほんとうに不貞腐れたことがあった。

その日はバイト2本立てだったんだけど、バイトとバイトの合間が2時間くらい空いてたから、無職でずっとお家にいるボカロPと一緒にお昼ご飯食べたいと思ってた。

食材買って家に帰る途中、ボカロPが公園で友達と一緒に超楽しそうにスケボーしてるのを見かけて、勝手に怒ってしまった。

別に今考えれば声かけてお友達も一緒にお昼ご飯食べればよかったし、無職にだってスケボーをやる自由はあると思うんだけど、当時は全然余裕なくて、(無職なのにスケボーをするな…!!!公園で遊ぶな!!!無職の状態で心からスケボーを楽しめる男、絶対一生分かり合えない!)って怒りながら1人でお昼ご飯作って、ちょっと泣きながら1人でお昼ご飯食べた。

 

 

ルームメイト

無職のボカロpと結婚しようとしてたから、ボカロPのご実家に挨拶行ったことがあった。

ご両親が仲良しで、料理上手で優しいお母さんと、照れ屋で無口で可愛らしいお父さんと、綺麗なお姉さんがいて、ははは。と思った。

最高で、幸せで、理想の家庭で、はははと思った。

勝てなかった。劣等感に。

一緒に住んでたお家から車で片道6時間もかけて移動して家族を紹介してもらったのに、全然どうしたらいいのかわからなくて、ただオロオロしてる内に家族へのご紹介が終わった。

私の振る舞いが良かったのか悪かったのかわからないまま元カレの地元をあとにした。

もう、多分その頃から限界で、どうやって振舞ったらいいのかわからないまま一緒に暮らしてた。

私が東京行くのに合わせて、もう一緒にいられないってことで別れた。

でも結局私がすぐに一緒に暮らしてたお家を出られなくて、3ヶ月くらいルームメイトやったけどまあまあ地獄だった。

 

夜逃げ

なんか結局好きの気持ちに自信がなくて、私は家がないからボカロPと一緒に暮らしているのか、ボカロPのことがほんとに好きなのか、それとも…?

みたいなことに悩んでしまって、無理矢理一緒に暮らしてた家を出ることに。

ボカロP、絶対に泣くだろうし、引き止められると思ってた。

そうなったら一生、(この人いないと困るかも…)の状況から抜け出せないし、相手に対してそんな失礼なことある?と思って夜逃げしました。お昼だったんだけど。

ある日、タクシー呼んで荷物全部詰めてボカロPのお家出た。

 

実家より安心出来て、私のこと許してくれる男と1年半一緒に過ごしたお家。

 

どうやって感謝したらいいのかわからない。

 

アレが恋愛的に好きだったのか今でもわからないけど、絶対に人生で一番居心地のいい"帰っていい場所"だった。

 

 

上京

結局私は就職で東京に出てきたんだけど、 ボカロPが交際期間中に私に合わせて東京で就職先決めてたみたいで、彼は今も銀座のお寿司屋さんで働いてる。

 

それから

 私のこと何よりも考えてくれて、銀座のお寿司屋さんで働いてるボカロPの元カレ。

今でも近所に住んでて、近所でお仕事してるんだけど、上京してきてから1回も会ってない。

会ったら終わりな気がしてる。

連絡も来ないし、しない。

 

ただ、お寿司屋さんのボカロPが握ったお寿司食べないと死ねない と思って生きてる。

 

 

もう何にもわからないまま生きてる。

 

こんな感じで生きてる。

 

適当にサウンドクラウド聴いてるのにボカロPの作った曲ばっかりかかる日がある。

 

どうしようもないけど、そればっかりの日がある。

 

ボカロP、フォロワーが2万3千人いるんですよね。

 

お寿司屋のボカロPのフォロワー数を超えたら私のツイッターあがり。

そう思ってやってる。

 

ふふふ。

 

おわり。

 

聞いてくれてありがとう。