わたしのはなし

よろしくお願いします。

去年のバレンタインのはなし

おすおす。

さめです。どうも。

 

去年のバレンタインのはなし を聞いてほしい。

 

去年のバレンタイン、急遽幸せになることにしたので、そのへんの酒場で知り合った顔のかっこいい男性を誘ってバレンタインにデートすることにした。

 

当日のために手作りのチョコケーキを用意。

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バレンタイン当日 

その日のメインイベントは手作りのチョコケーキを渡す→イケメンと結ばれる。の予定だったんだけど、はりきってデコレーションをして凝ったラッピングをまとった私の手作りケーキは、つまらない2時間の飲酒を経て最終的に居酒屋のテーブルの下に置き忘れられた。

 

デートの帰りに駅まで送ってもらって、「あ、さっきのお店にもらったチョコ忘れてきちゃった!」と聞いても「あ、そうなんだ。じゃあ、私はもう帰るので…」と微動だにせず電車に乗った。

 

チョコのこととかどうでも良くなるくらい疲れていた。

 

デート中にした話題の内訳、2割は知らないジャンルの音楽のはなしで、残りの8割はトレンディエンジェルの斎藤さんのギャグにからめたトークだった。

 

「佐藤(仮名)さんだぞっ!!」と、デートの相手が会話の節々に挟んでくる。

ダイニングバーの狭めの半個室につまらないイケメンと私の2人っきり。2人で会うのは初めてだし、自分から誘った手前笑うしかなかった。

途中から覚悟を決めて"接客モード"のスイッチを全力で押した。

 

イケメン「その時もさ~言ってやったんだよね。佐藤さんだぞっ!!(キリッ)って!」

 

私「ワハハハハハ!!!ほんとにおもしろい~~苦しいからもうやめてくださいよ~~!あ、すいません、ハイボール下さい。濃い目で。」

 

イケメン「~でね、まあ、そのときは〇〇だったんだけどね~。なんたって佐藤さんだぞっ!!(キリッ)」

 

私「ワハハハハハ!!!あ!すいませ~ん!ハイボール下さい!!濃い目で…!」

 

 途中から「ワハハハ」「すいません」「ハイボールください。濃いめで」しか喋ってない。

 あまりの面白くなさに、人生で初めてデートの途中で心臓の痛みを感じた。

 

 

 

デートを決行するに至った経緯

なんで顔がかっこいいお兄さんと突然幸せになろうとしたのかについて懺悔させて欲しい。

昔しばらく好意を寄せていた人が私の友人(Aちゃん)とお付き合いすることになったので、私もちょっくら幸せそうになろうかな~という魂胆だった。

色んな感情を強行突破しようとした結果、最近知り合った男をデートに誘っていた。

 

デート当日、お酒が進むに連れてなぜだかどんどん冷静になり、(私が今やっていることはめちゃくちゃくだらないことだ。お兄さんの時間も無駄だ。他人を巻き込んで何してるんだろ…)と思った。

もうそうなると一刻も早く帰りたかったし、お兄さんがチョコケーキをダイニングバーに置き忘れたことなんかどうでもよかった。

自己嫌悪でそれどころではなかった。

限りある人生のうちの貴重な2時間をよくわからない女の"感情の強行突破"に使わせてしまい、お兄さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、せめて楽しい会だったね~みたいな形で終わろうと必死になってしまった。

 

 

Aちゃんの話

友人Aちゃんの話をします。

Aちゃんは大学に入学して一番最初に友達になった女の子。

かわいくて、努力家で、したたかで、オシャレで、育ちも良くて、それでいて嫌味がない子。

知り合ってすぐに意気投合したので、(大学でもこんなにあっさり気の合う友人が出来るのか)と感動した。

大学に通う4年間はほとんど一緒に過ごしたと思う。(私は留年しているのでAちゃんより半年多めに通っているけど)

そんで、私たちは授業やゼミ、サークルなどのあらゆるコミュニティで事あるごとに同期や先輩たちに比べられまくった。

見た目、性格、ノリの良さ、楽器のうまさ、成績、家庭環境

そもそも私はAちゃんと知り合う前から出来損ないの自分や家庭環境に壮絶なコンプレックスを感じていたので、非の打ち所がないAちゃんといちいち比べられることは1番柔らかくて防御力が低い部分をほじくられているようで苦しかった。

 

一緒に行動すると絶対に比べられる。ので、それを無視するのに必死だった。

すごく尊敬していたし、信頼していた。その反面、あまりにも私と正反対なので心のなかで戦っていた。

 

当時は自分のことを考えるのに必死で(私だけが2人の関係に思い悩んでいる…)と思っていたけど、Aちゃんも似たような感情を抱いて思い悩んでいたかもしれないな~と今ならなんとなくわかる。

あとから聞いた話しなんだけど、Aちゃんは昔から優等生扱いを受け続けてきたことにコンプレックスを感じていたらしい。

「いいよね、恵まれてる子は…」とか「Aちゃんは優等生だもんね~」というようなジャンルの嫉妬を死ぬほど受けてきてるらしかった。

彼女は努力家なのに、「生まれ持ったものが良かったからでしょ」「Aちゃんならどうせ出来るんでしょ」というような目で見られて、努力しても認めてもらえなくて苦しい思いをしてきたらしい。

 

第一回好きだった男が仲のいい女と付き合うグランプリは大学時代に2年間くらい片思いした先輩がAちゃんと結ばれたときだった。

そして今回、幸せにならなくては…!と感情の強行突破に至ったのも、私が過去に1年間片思いした後にフラれた男性とAちゃんがお付き合いを初めたことがきっかけだ。

 

伝統芸能

ショックだった。好きだった男のことは既にどうでも良くなっていたんだけど、"あらゆる他人はAちゃんと私が並んでいる時、間違いなくAちゃんの方を選ぶ"という事実を突きつけられた気がした。

Aちゃんに同情されないように、Aちゃんと私が今まで守ってきた友情のバランスが崩れないように、とか勝手にグルグル考えた結果、顔のかっこいいお兄さんと付き合ってしまえば良いのでは?となって、知らないお兄さんをナンパした。

 

そういう問題じゃないよね

私だって男だったら私のことを選ばないだろうし、そもそもその様なネガティブなことを考えるタイプの自分に自信の無い人にマトモな恋愛は出来ない。

この結論については前から何度か自分の中で腑に落ちていることでもあった。

極端に自分に自信の無い人は、他人と健康的な人間関係を築くのは難しい。

わかってはいるけど、これといった努力もしないまま、ここまで来てしまった。

 

くよくよしたり、納得のいかないことに駄々をこねたり、気持ちの整理がつかない時に突飛な行動に出てみたりするのも、24歳が限界だろうと思ってる。大人にならないと…

(と、このブログ書いた当時は思ってたらしいんですけど、「このままでも意外と楽しいことばっかりだな〜いえーい✌️」 って感じなのでもうどうでもいいや。)

 

 

ところで、

今回のバレンタインデートで一度だけすごくドキドキした出来事がある。

チョコケーキを渡した時だ。

 

私「あ、これ。あげます。バレンタインなので。」

 

お兄さん「え!!いいの!?ありがとう!!じゃあ…オレからも…////(カバンゴソゴソ)」

 

私「え!?バレンタインなのに!?えっ!?私に...!?////」

 

ギャグがスベりまくるお兄さん「これ…よかったら…」

 

 

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        _人人人人_

     >本格的な肝臓の薬 <

        ̄Y^Y^Y^Y ̄

 

私「わあ~~~!!本格的な肝臓の薬だ~~!!ありがとうございます~~~~~!!」

 

 

その日は"ハイボール濃い目"を飲み過ぎて、帰りの電車に乗って目が覚めたら越谷にいた。

隣の県。家まで24駅。

 

次の日普通に仕事だったので、すぐに本格的な肝臓の薬飲みました。お兄さんありがとう。

 

おわり。

 

聞いてくれてありがとう。

 

アルバイトのはなし 2

 

おす。どうも。

さめです。

 

今回はラーメン屋でアルバイトしてたときの話をします。

 

ラーメン屋でアルバイトしていたのは大学5年生のとき。期間で言うと大体半年くらい。週5~6でラーメン運んでました。

 

メンマ

業務は基本的にメンマ。大体メンマ。

一日6時間メンマと向き合ってました。10時~16時でメンマ。

時間の内訳で言うと、ラーメン運ぶ、会計する、テーブル拭くのが1割。あとはメンマを洗ったり割いたりしてました。

 

メンマ、洗ったことあります?

 

まず、板状のやわらか~いメンマがラーメン屋に届くんですよね。

こういうの。

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こんなんを2時間ほど洗います。

 

メンマって竹なんですけど、謎の液体に浸けて、発酵させて柔らかくしたのがメンマなんですね。

その謎の液体を洗い流さないとならないので、でかいバケツに入ってるメンマに①熱湯を入れる→②熱湯を流す→③水入れる→④揉む→①に戻る 

コレを2時間やります。間にラーメン運んだり、テーブル拭いたり。

 

あとの4時間はメンマを割いています。

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こんなん。

ずーっと同じ文字を書いたりすると(この文字って、こんなんだっけ???)ってなる現象あるじゃないですか。ゲシュタルト崩壊

あれが起こるんですよね。

発酵ってすごいよな~不思議だよな~目に見えない奴らがあんなに硬い竹を食べれるようにしちゃうんだもんな~~から始まって、

そういえば、竹ってどうやって増えるのかな?それよかラーメンに竹が乗ってるって面白くない?…あれ、竹ってなんなんだ?

あれ???メンマとは…?私とは…??

みたいになる。

手元にある茶色い板(メンマ)が何なのかわからなくなっちゃうんですよね。

だんだん自分とメンマの違いについて考え始めて、((((私とは…人間とは…))))みたいなゾーンに入ったところで大体ラーメン屋のアルバイトの時間が終わります。

 

ラーメンが嫌い

嫌いなんですよね。ラーメン。

美味しくない上に食べたら80%位の確率で具合悪くなる。

ので、ラーメン屋の臭いも嫌で、蒸し暑い店内で嫌いな臭いに包まれ、嫌いな食べ物を喜んで作ったり食べたりしている人に囲まれながら6時間メンマに向き合うと意識がうすーーーくなってくるんですよね。

あと追加で1時間位メンマ割いてたら絶対悟り開いてた。(それか貧血で倒れてた。)

 

 さめが働いていたラーメン屋は、当時食べログ4.2の(今みたら3.9になってた)ちょっとした有名店だったので、やべえ日は2時間くらい外に人が並ぶんですよね。

掘っ立て小屋みたいな、カウンター入れて20席しかないお店だったんですけど、外に警備員さんが居るんですよね。車と行列を整理するおじさん。

「人や車の行列が邪魔」と理由で近隣住民のみなさまから苦情が来るので。

そんなことある?おじさん雇うなら店を大きくしろよ。

 

1時間以上並んでラーメン食べるやつは全員バカ。

大将の「まかない食うか?^^」に対して「うす!自分は大丈夫っす!!」と、ラーメン嫌いがバレないように明るく軽快に毎日毎日断り続けている食べ物をさ、長時間並んで食べるなんて…と思いながらラーメン出してました。

心が濃厚な味噌ラーメンのスープよりも濁ってた。

 

だって、どこにいても髪からずーーーっとラーメンの臭いがすんの!!身体も店内の空気中に充満してる脂でベタベタ!!!手からは洗っても洗ってもメンマの臭い!!

 

当時、同時に居酒屋とスナックでもお仕事してたのですが、居酒屋にいても、スナックで偉いおじさんにお酒作ってても、大学にいてもずーーーーーっとクサイんですよね。

お風呂上がりのベッドの中でもクサイの。会う人会う人に「臭くてごめんね!!」って謝ってました。

 

ラーメン嫌いならラーメン屋で働くなよって話ですが、コレね、ただ、時給が良かったんですよね~~~~

 880円ですよ。(当時北海道の最低賃金は710円くらいだったし、昼間のバイトはよくて750円)

最低賃金との時給の差、170円!一日6時間なので1020円の差!!コレはでかいですよ。1020円あったらしまむらで服買えますよ。

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ほら。すごいですね。トレンドスタイルのお洋服が税込980円。税込でその値段なのかよ。

40円もお釣り来ちゃう。しまむらの企業努力。

 

仲良しのギャル

ラーメン屋で働いてた時、めちゃくちゃ印象に残っている事件があったので、その話します。

ラーメン屋には同い年のギャルが働いてて、さめはその子と1番仲が良かったんですけど、クラブで会った子持ちのイケメンおじさんと不倫してたんですよね。ギャルが。

わかりやす~い不倫。「妻とは今年中に別れるから!そしたら堂々と付き合おうね!」「妻と気が合わなくてさ~~家に居るのが苦痛なんだよ。◯◯ちゃん(ギャル)だけが俺の癒やし♡」って感じのことをよく言われてたらしいです。

しばらくして、イケメン不倫おじさんがギャルと不倫しているのが嫁にバレて離婚することになったらしくて、嫁がハチャメチャに怒ってギャルを激詰め。

訴えない代わりにギャルがイケメン不倫おじさんの嫁に慰謝料を払う運びになったんですよ。100万。

100万って…当時ギャルは22歳だったんですけど、22歳にとっては額が大きすぎる。

 

絶対払えないだろうな、と思ってたんですけど、ギャルのね、趣味が貯金だったんですよね。

んで、「私が全部悪い。家庭を一つ壊してしまった。小さい子供もいるのに…100万円払う。」って言ってた。

 

結局イケメン不倫おじさん、嫁、ギャル、ギャルの付添人のお兄さん の4人でカラオケで100万円渡す会が開催されたんです。

 

そのころギャルが病んでどんどん痩せていってたので、心配してたんですけど、100万円渡す会の翌日、ギャルと飲みに行ったら「昨日わかったんだけど、最初からぜーーーーんぶ詐欺だった!」って笑いながら泣いてました。

そういう詐欺だったらしいです。

不倫も、不倫がバレて離婚することになったのも、嫁がキレて100万円請求されたのも。

 

ギャルが連れて行った付添人のお兄さんがね、借金取りの仕事してる人だったみたいで、イケメン不倫おじさん夫婦が怪しいからってカラオケで詰めたら薄情したらしい。

なんだそれ。

 

借金取りのお兄さんに「あいつら訴えたら金取れるぞ」って言われたみたいなんですけど、「そんな元気ないからもう関わりたくない」って言って縁切ったみたいです。

 

そのあと借金取りのお兄さんとギャルが付き合いだしてめでたしめでたし。

なんだそれ。

 

そんなこんなで(?)ギャルと一緒に半年間メンマと向き合ってたわけですが、毎日臭いの以外にもう一つ嫌なことがあって、

さめはギャルとよく飲みに行ってたので、そこで発覚したんですけど、

ギャルの元彼、私の元彼でした。

そんなことある?

 

ラーメン屋で唯一の友達と元彼が一緒。

そんなことある?

学校とか全然違うのに…

 

最終的に3人で遊んだんですよね。

 

意味わかんない。

楽しかったけど。

 

おわり。

 

 

 

2017.04.09のはなし

おす。

どうも。さめです。

 

今回はこの前知らないお兄さんとしたデートのはなしをします。

 

 

おれはギャングなので、3ヶ月に1回くらいの周期で携帯の画面を粉々にしてしまうという特徴がある。

 

この日も朝から携帯の画面がダメになってしまったので、デートの待ち合わせよりも1時間くらい早く新宿に行って携帯修理屋さんへ向かいました。

ちょっと迷いながらたどり着いたマンションで修理屋さんに向かうエレベーターに急いで乗ったのはいいのですが、ギャルがいたんですよね。同じエレベーターに。4人も。

 

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こういうギャル。苦手な方のギャル。

向かっている修理屋さんはこのマンションの8階。エレベーターの中には3人一組のギャルと単体のギャル、計4ギャルとオレ。

この時点でかなりエレベーター降りたいと思っていたのですが、5階で単体のギャルが降りて行ったんですよ。そのことによりギャルの濃度は薄まったものの、まだ富士山の山頂くらい空気が薄い。呼吸がしにくい。

今光ってるエレベーターのボタンは8階だけ。真後ろにいるギャル3人と私は全員同じ携帯修理屋に向かっている可能性が非常に高い。

「(あ、この女も携帯修理しに来たんだ~~へえ~~)」みたいな視線を一心に受けて心拍数が上がっていくのを感じながら脳内だけで深呼吸しつつ「(ギャルとの密室早く終われ…!)」と思って「閉」のボタンを押しました。

 

その日ね、雨だったから傘を持ってたんですよ。折り畳み傘ね。それを畳もうとしたらエレベーターのセンサーが私の傘に反応してもう一回ドアが開いたんですよ。ギャルから距離を取りたくてかなりドアの近くにいたのが悪かったんでしょうね。

その時ちゃんと呼吸していなかったので、ただでさえ働きの悪い脳が状況を理解できてなくて、もう一回「閉」を押して、もう一回傘を畳もうとしたんですね。そしたらもう一回ドアが開くわけですよ。

 

「あんたの傘だよ!!」

 

 

ギャルです。後ろにいたギャルが教えてくれました。

他の2人のギャル「クスクス…」

 

その後はもうあんまり覚えてないんですけど、もう心がめちゃくちゃになっていたので8階でエレベーター降りてそのままもう一回エレベーター乗ってそのマンションを出ました。

携帯を修理しに来ただけなのに…狭い箱の中でギャルに怒られるという地獄を味わってしまった。

結構雨降ってたんですけど、私の心の中のほうが土砂降りでした。

 

そんなこんなで壊れた状態の心と携帯をどうすることも出来ないまま待ち合わせ場所に向かいました。

この日デートしたのはまつい(仮名)さん。以下スペック。

・27歳

・有名大学の大学院で博士課程の研究生やってる

・研究内容は動物の心理学

・長身細身

・顔は長谷川博己さんとメンタリストお兄さんを足して2で割った感じ

 

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まついさんとは会うの2回目。一回目のデートがものすごく楽しかった(酔っ払っててほとんど覚えてないのですが)ので、もう一度遊んでもらうことに。

この日は お茶→大喜利→映画→ゴールデン街 の予定。

「ギャルに怒られて心の湖が干からび、草木は枯れ、森からは小鳥たちがいなくなりました。携帯も修理できなかった。」 って話をコーヒー飲みながら聞いてもらったんだけど、めちゃくちゃ笑ってくれたのでかなり救われました。

「強いギャルはこわいよね。僕も勝てる気がしない。」って言ってました。やっぱり人間界のヒエラルキーの頂点はギャルなんですね。アメリカの大統領とかにも平気で「ウケる!wwおっさんじゃん!wwwww」とか言いそうだもんな。ギャルは。

一通りギャルの話をした後、今日の大喜利ライブに出る芸人さんの話とかしながらコーヒー飲んで、時間になったので大喜利を観に行きました。

 

大喜利

その日行ったのが「転脳児杯」って大会の決勝戦だったんですけど、全部で10人位の芸人さんたちが優勝をかけて大喜利するという趣旨のイベントでした。

大喜利β(@ogiribeta )」という人工知能も参加していて、これがめちゃくちゃ強敵なんですよ。

 

人工知能も参加していたんですけど」ってサラッと言いましたが、人間じゃない参加者がいる大喜利って珍しいと思うので、そこから説明させてほしい。

 

囲碁とか将棋とかでよく見るアレです。ひと対コンピュータのやつ。あんな感じです。説明おわりです。

 

その日はポイズンガールバンドの吉田さんが優勝してたのですが、一番笑い声が上がってたのは大喜利βが回答したときだったと思います。

作業着のおじさんがね、2人いるんですよ。1人は本体にお題を打ち込んで、1人はiPadで回答を出す。

回答するのは無表情の真面目そうなおじさん。こんなん。ずるいじゃないですか。

この時点で絵面的にかなりシュールなので、"何を言っても面白くなる雰囲気"は出来てるんですよね。

 

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しかも面白いんですよ。これがまた。

お題「未来から帰ってきたドラえもんが身につけてきたいらない新機能とは?」

βの回答1「避妊率を高める」(出題から約2秒)

βの回答2「ジャイ子の生理周期の正確なデータ」(回答1から約3秒)

 

ものすごいスピードでえげつないパンチ繰り出してくる。戦闘力高すぎてスカウターバリンバリンですよ。

(関係ないんですけど、人ってよく「スカウター」の話をするじゃないですか。さめはニワトリよりも記憶力がなので、いっつも「スカウター」を思い出せなくて「なんだっけ、あの、ドラゴンボールの…相手の戦闘力計るやつ…カ、カウパー…?」ってなって恥ずかしい思いを何度かしてきてます。)

 

そんなこんなで大喜利ライブかなり楽しかったです。また行く。

「こういうの(お笑いライブ)初めてなんです。」って言ってたまついさんも結構笑ってくれていたので安心した。

そういえばこの大会で優勝したポイズンの吉田さん、二連覇だったようで、MCの人に「すごいですね!この大会始まって依頼、初の二連覇じゃないですか!?」ってお祝いされていたんですけど「いや…初めての二連覇はキングオブコントの高橋さんです…」って答えてて、最後の最後に会場が絶妙な空気になりました。

 

 

映画

『モアナと伝説の海』観ました。ストーリが海を中心に展開していくので、目に入ってくるスクリーンに映し出された景色が端から端までずーっとキレイでした。

ディズニーの映画って、たまについていけない展開になることがある印象だったのですが、モアナは話の展開に違和感がなくて観やすかったし、登場人物一人一人の性格が丁寧に表現されていて、しっかり目に感動しました。自我がないのに。

もう一回映画館で観たいな。

 

映画館を出た時にはもう集中力が切れてたので、すでに脳がデートモードじゃなくなっていて、気づいたらまついさんに「おい…めちゃくちゃいい映画だったじゃねーか…」って心のアニキが話しかけてた。

(あっ…コレは完全に間違えたな、)と思ったけど、「ほんとにいい映画でしたね!」ってニッコリしてくれたのでセーフ。どこまでも優しい。

そういえば、まついさんは初めて会った時から終始ニコニコしてるんですよね。お育ちの良さが全面に出ている。

反対に、さめは中学生の時公園で寝たりしていた元風俗嬢だし、偏差値60以下の大学みたいな広場に4年半通った女なので、(何食わぬ顔して某有名大学博士課程の爽やかな研究生さんの横を歩いてしまってすみません。)とコンプレクスのトラップカードが定期的に発動しますね。うるさいので無視しますが。

 

 

ゴールデン街

映画好きの集まるお店に行きました。「キネマ倶楽部」。

ゴールデン街だと、大体お店の店員さんを中心にお客さん全員で飲む感じになるじゃないですか。そこで隣りにいたお兄さんに「お二人はどういう関係ですか~?」って聞かれたんですね。

事実をそのまま、「マッチングアプリで知り合ったお兄さんで、会うのは2回目なんですけど、1回目に会ったときに私が泥酔していて全然覚えていないため、"実質初対面のマッチングアプリで知り合った人男女"という関係になるかと思います。」って言いました。

まついさんがすかさず「僕、今日何回も前回と全く同じ話を聞かされてます(笑)」って言ってた。私が悪い。私が悪いけど、その場で言ってくれよ。

そこからはもうマッチングアプリの業者。そこにいた人がどんどんアプリをダウンロードするので、「俺も登録するからやり方教えて!」「プロフィール何を書けばいい?」と次々に聞かれることに対応。

たくさんお友達できた。その中の一人が「これから、つまんないイケメンが店長やってるお店に行くけど、一緒に行く?」と誘ってくれたので付いて行かせてもらった。

ほんとにイケメンだったし、ほんとにつまんなかった。

 

 

告白

帰り道でお付き合いを申し込まれました。

ほぼ初めてのデートだったのに、だいぶ自由に過ごしたな~と思っていたので、(大丈夫ですか!?こんな感じでいいんですか!?)と内心かなり慌てたんですけど、そのままのリアクションするとカッコ悪い気がしたので、心のお姉さんOLを呼び出して「ちょっと時間をもらってもいいでしょうか」って言って保留にしてもらいました。

ハチャメチャに照れてサッと帰ってしまったんだけど、家についてから電話が来て「さっき伝えそびれたんですけど、さめさんに惹かれたところは底が知れないところです。」ですって。

そんな理由ある?わざわざ電話してまで底が知れないと思ってることを伝えてもらいました。

 

爽やかで高学歴、優しくてちょっとおっちょこちょい、しゃべったら楽しいし顔もかっこいいのに

全然心がうごかない…

付き合ってみたら変わるもんなのな、何もわからない。

「すみません。今後もたくさんの知らない人と遊ぶ約束をしてしまっているのですが…」って言ったら「色々落ち着くまで待ちます^^」って言ってた。

なんでだよ。結婚詐欺でした~~!とかだったら納得いきます。

 

もしお付き合いするなら、風俗嬢だったこととか先に言うべきなのだろうか…

 

おわり。

 

 

関ジャニ∞のみなさんが楽器を演奏しているところをみると、なんか笑顔になってしまいませんか?

 

おす。

どうも。さめです。

4月7日のはなしします。

 

この日は仕事終わってから美容室に行く予定だったんですけど、仕事がギッリギリに終わったので「10分くらい遅れるかも!」と美容室に電話しながら会社を出て、駅まで走って電車乗ったんですけど、気づいたら行きたかったのと反対方向に6駅くらい進んでました。

美容室の最寄り駅についてないといけない時間に13駅離れたところにいました。

 

「(あああああああああ!!!!もうやだ~~~~~!!!!)」と思いながらすました顔で(大人なので)電車降りて、急いで反対側の電車に乗り込んだのはいいものの、このままだと確実に30分以上遅刻してしまうので、美容室にその旨を電話しないとダメだねと、思いまして。

 

①電車で美容室に電話→強いおじいさんに怒られたら心のサロマ湖が枯れてしまうかもしれないので却下

②一度電車を降りて、電話してもう一回電車乗り直し→もっと遅れるので却下

③電話しない→最終受付ギリギリの時間に予約しておいて「10分遅れます」と申請した末に無断で30分遅れたら坊主にされてしまうかもしれないので却下

 

と、脳内の頭良さそうな細胞を総動員して会議を開いたのですが、いい案が出てこなくて「金に物言わせようぜ」となったので、途中で降りて結局タクシー乗りました。速いし。タクシー。

 

タクシーの中で「逆の電車乗っちゃって…!今タクシーなんですけど…!結局30分遅れます…!ほんとすみません!」って美容室に電話したんだけど、電話受けてくれた人もクスクス笑ってるしタクシーの運転手さんもクスクス笑ってました。

 

電話切ったあと落ち込んだ顔してたら運転手さんに「ハハッ!お客さんばかだなあ~(笑)」って言われた。「(落ち込んでる人間に向かってバカとは何だよ。切腹するぞ。)」と思ったけど、正直、笑ってもらえて救われました。

 

一方通行とかの関係で美容室からちょっとだけ離れたところでタクシー降ろしてもらったんですけど、「一個目の角を右に曲がって次の角を左だよ!!」って何回も念押しされました。赤ちゃん扱いしてくる。どう見てもお姉さんなのに。世のお姉さんたちが春によく着てるベージュのヒラッとしたコート着てるのに。

 

「ここから美容室まで走ったら1分くらいだし、地図も見てるし大丈夫ですよ。ご親切に、ありがとうおじさん。」って言いながらお釣り受け取って、地図見ながら走ってたら案の定、道を間違いました。当たり前みたいに間違えた。出川が怒り出す。竜兵が怒り出す。揉めてる内にキスする。くらい当たり前の流れで間違えた。

 

到着して平謝りしたら、「今日はカットだけするから明日またカラーしに来てね。タクシーなんて乗らなくてよかったのに~~ハハハ」って笑ってくれたのでとりあえず坊主にされることはなさそうで良かったです。

「タクシーなんて乗らなくてよかったのに」とかは言わなくていいのに。「母さん、弁当の卵焼きに海苔入れなくていいから」の一言で離婚する家庭だってあるんだぞ。良かれと思ってやってんだよ。美味いだろ。海苔は。速いんだよ。タクシーは。

 

美容室に着いてからもしばらくは汗でベシャベシャだったので、髪を洗ってくれたアシスタントさんが「お湯をぬるくしますね」「あとで水を持っていきますね」って言ってくれて優しかったです。

ってことを担当の美容師さんに話したんだけど、結局その後アシスタントさんがお水を持ってくることはなくて、「〇〇(アシスタント)さん、お水持ってくるんじゃないの?」って美容師さんに怒られてました。

 

完全に"めちゃくちゃ遅刻したくせに アシスタントさんの告げ口までしてお水を催促した人"になってしまった。

そんなつもりじゃなかったのに…ごめんなさい。と心の中で謝りながらお水を飲まずに眺めました。

「(ここでゴクゴク飲んだらほんとにめちゃくちゃのどが渇いている人だと思われてしまうな~それはいやだな~)」と思ったので。

もうすでに"本日の人権ポイント"の残量がギリギリだったので、ここで「ほんとに喉乾いてたんですね(笑)」なんて言われて恥ずかしい気持ちになったりしたら、心の柴犬がストレスで急激に老衰してしまう恐れがあったので。カラッカラの喉を無視してお水を眺めました。心の柴犬を守るために。英断です。

 

その後、さっきのアシスタントさんに髪を乾かしてもらいながら「全然髪が乾かないんですよね。髪が長かった頃は"髪が乾かない"という理由でよく遅刻してました。」って話をしたら「髪が乾かないのって髪の毛が乾燥しちゃってるからなんですよ~保湿系のケアをしたほうがいいですね。」ってアドバイスもらった。

ってことを髪をセットしてもらってる間に美容師さんに話したら「えー?髪が乾かないのは乾燥してるからじゃないよ!乾燥してたらすぐ乾くから!」ってアシスタントさんがまた怒られてた。

 

ほんとにごめんなさい。

 

もうしゃべらない。

 

先日、元美容師だったネイルサロンのお姉さんに「美容師業界は教育が体育会系だから、厳しくてみんなすぐ辞める」って話を聞いたばっかりだったので、かなりヒヤヒヤしてしまった。

 

心が小学二年生なので、誰にも怒られたくないし誰かが怒られてるのも見たくないです。出来る限り。

 

次の日の朝、カラーしてもらいにもう一度同じ美容室に行ったのですが、電車も道も間違えてないけど普通に遅刻しました。だめじゃん。

 

 

おわり。

 

 

20170406のはなし

 

おす。

さめです。

もう最近すごい。
週3で会社に遅刻してしまう。
そんな人いる?だめじゃない?普通クビじゃない?

弊社の人間、誰も怒らない。若造がハチャメチャな頻度で遅刻しても誰もなにも言わない。怒れよ。
そんな会社あっていいの。こんな会社あるわけないよ~~と思いながら働いてる。
この前、仕事中にお酒飲みたくなったので、社長に「すみません、お酒飲んでもいいですか?」って聞いたら「お酒飲んでもいいよ~」って言ってた。ダメだよ。

昨日は遅刻している最中に「BAD GIRL」を見かけることが出来たので、遅刻していることも忘れてかなり楽しくなってしまった。

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人は、どんな感情で「BAD GIRL」を背負うのでしょうか。


お仕事終わってから好きな男と好きなカレー食べた。

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 カレー屋さんで並んでるときに「今日、BAD GIRLを背負ってる人を見ました。」って話したら「あれは、GOOD GIRLが背負っているものなので、中身とカバンを足して2で割ったら0になります。」みたいなこと言ってた。

それ聞いてめちゃくちゃ笑ったんだけど、全然わかってない。めちゃくちゃ笑ったけど。

この前ツイッターの人が「インターネットの人間たちの言う"好きな人"ってセフレだと思ってるけど、そんなにセフレが居るわけないし、そもそもみんな恋しすぎなのでは?」みたいなことを言ってたのを見た。

セフレでも恋人でも恋でもない好きな男がいます。スイカよりも好きです。


そういえば去年の夏、自宅の屋上から人が降ってきて目の前でバシャーンとなったのですが、その時助けてくれた同じマンションの男の子と久しぶりに電車で会った。
「貸してた漫画返してね」って言われた。

忘れてた。ばらかもんの7,8,9巻。返さないと。

カレーは美味いし 好きな男はスイカよりも魅力的だし 桜は一人で見てもキレイだし ばらかもんは面白い。

暖かくなると元気になるからいいよね。

おわり。