わたしのはなし

よろしくお願いします。

関ジャニ∞のみなさんが楽器を演奏しているところをみると、なんか笑顔になってしまいませんか?

 

おす。

どうも。さめです。

4月7日のはなしします。

 

この日は仕事終わってから美容室に行く予定だったんですけど、仕事がギッリギリに終わったので「10分くらい遅れるかも!」と美容室に電話しながら会社を出て、駅まで走って電車乗ったんですけど、気づいたら行きたかったのと反対方向に6駅くらい進んでました。

美容室の最寄り駅についてないといけない時間に13駅離れたところにいました。

 

「(あああああああああ!!!!もうやだ~~~~~!!!!)」と思いながらすました顔で(大人なので)電車降りて、急いで反対側の電車に乗り込んだのはいいものの、このままだと確実に30分以上遅刻してしまうので、美容室にその旨を電話しないとダメだねと、思いまして。

 

①電車で美容室に電話→強いおじいさんに怒られたら心のサロマ湖が枯れてしまうかもしれないので却下

②一度電車を降りて、電話してもう一回電車乗り直し→もっと遅れるので却下

③電話しない→最終受付ギリギリの時間に予約しておいて「10分遅れます」と申請した末に無断で30分遅れたら坊主にされてしまうかもしれないので却下

 

と、脳内の頭良さそうな細胞を総動員して会議を開いたのですが、いい案が出てこなくて「金に物言わせようぜ」となったので、途中で降りて結局タクシー乗りました。速いし。タクシー。

 

タクシーの中で「逆の電車乗っちゃって…!今タクシーなんですけど…!結局30分遅れます…!ほんとすみません!」って美容室に電話したんだけど、電話受けてくれた人もクスクス笑ってるしタクシーの運転手さんもクスクス笑ってました。

 

電話切ったあと落ち込んだ顔してたら運転手さんに「ハハッ!お客さんばかだなあ~(笑)」って言われた。「(落ち込んでる人間に向かってバカとは何だよ。切腹するぞ。)」と思ったけど、正直、笑ってもらえて救われました。

 

一方通行とかの関係で美容室からちょっとだけ離れたところでタクシー降ろしてもらったんですけど、「一個目の角を右に曲がって次の角を左だよ!!」って何回も念押しされました。赤ちゃん扱いしてくる。どう見てもお姉さんなのに。世のお姉さんたちが春によく着てるベージュのヒラッとしたコート着てるのに。

 

「ここから美容室まで走ったら1分くらいだし、地図も見てるし大丈夫ですよ。ご親切に、ありがとうおじさん。」って言いながらお釣り受け取って、地図見ながら走ってたら案の定、道を間違いました。当たり前みたいに間違えた。出川が怒り出す。竜兵が怒り出す。揉めてる内にキスする。くらい当たり前の流れで間違えた。

 

到着して平謝りしたら、「今日はカットだけするから明日またカラーしに来てね。タクシーなんて乗らなくてよかったのに~~ハハハ」って笑ってくれたのでとりあえず坊主にされることはなさそうで良かったです。

「タクシーなんて乗らなくてよかったのに」とかは言わなくていいのに。「母さん、弁当の卵焼きに海苔入れなくていいから」の一言で離婚する家庭だってあるんだぞ。良かれと思ってやってんだよ。美味いだろ。海苔は。速いんだよ。タクシーは。

 

美容室に着いてからもしばらくは汗でベシャベシャだったので、髪を洗ってくれたアシスタントさんが「お湯をぬるくしますね」「あとで水を持っていきますね」って言ってくれて優しかったです。

ってことを担当の美容師さんに話したんだけど、結局その後アシスタントさんがお水を持ってくることはなくて、「〇〇(アシスタント)さん、お水持ってくるんじゃないの?」って美容師さんに怒られてました。

 

完全に"めちゃくちゃ遅刻したくせに アシスタントさんの告げ口までしてお水を催促した人"になってしまった。

そんなつもりじゃなかったのに…ごめんなさい。と心の中で謝りながらお水を飲まずに眺めました。

「(ここでゴクゴク飲んだらほんとにめちゃくちゃのどが渇いている人だと思われてしまうな~それはいやだな~)」と思ったので。

もうすでに"本日の人権ポイント"の残量がギリギリだったので、ここで「ほんとに喉乾いてたんですね(笑)」なんて言われて恥ずかしい気持ちになったりしたら、心の柴犬がストレスで急激に老衰してしまう恐れがあったので。カラッカラの喉を無視してお水を眺めました。心の柴犬を守るために。英断です。

 

その後、さっきのアシスタントさんに髪を乾かしてもらいながら「全然髪が乾かないんですよね。髪が長かった頃は"髪が乾かない"という理由でよく遅刻してました。」って話をしたら「髪が乾かないのって髪の毛が乾燥しちゃってるからなんですよ~保湿系のケアをしたほうがいいですね。」ってアドバイスもらった。

ってことを髪をセットしてもらってる間に美容師さんに話したら「えー?髪が乾かないのは乾燥してるからじゃないよ!乾燥してたらすぐ乾くから!」ってアシスタントさんがまた怒られてた。

 

ほんとにごめんなさい。

 

もうしゃべらない。

 

先日、元美容師だったネイルサロンのお姉さんに「美容師業界は教育が体育会系だから、厳しくてみんなすぐ辞める」って話を聞いたばっかりだったので、かなりヒヤヒヤしてしまった。

 

心が小学二年生なので、誰にも怒られたくないし誰かが怒られてるのも見たくないです。出来る限り。

 

次の日の朝、カラーしてもらいにもう一度同じ美容室に行ったのですが、電車も道も間違えてないけど普通に遅刻しました。だめじゃん。

 

 

おわり。

 

 

20170406のはなし

 

おす。

さめです。

もう最近すごい。
週3で会社に遅刻してしまう。
そんな人いる?だめじゃない?普通クビじゃない?

弊社の人間、誰も怒らない。若造がハチャメチャな頻度で遅刻しても誰もなにも言わない。怒れよ。
そんな会社あっていいの。こんな会社あるわけないよ~~と思いながら働いてる。
この前、仕事中にお酒飲みたくなったので、社長に「すみません、お酒飲んでもいいですか?」って聞いたら「お酒飲んでもいいよ~」って言ってた。ダメだよ。

昨日は遅刻している最中に「BAD GIRL」を見かけることが出来たので、遅刻していることも忘れてかなり楽しくなってしまった。

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人は、どんな感情で「BAD GIRL」を背負うのでしょうか。


お仕事終わってから好きな男と好きなカレー食べた。

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 カレー屋さんで並んでるときに「今日、BAD GIRLを背負ってる人を見ました。」って話したら「あれは、GOOD GIRLが背負っているものなので、中身とカバンを足して2で割ったら0になります。」みたいなこと言ってた。

それ聞いてめちゃくちゃ笑ったんだけど、全然わかってない。めちゃくちゃ笑ったけど。

この前ツイッターの人が「インターネットの人間たちの言う"好きな人"ってセフレだと思ってるけど、そんなにセフレが居るわけないし、そもそもみんな恋しすぎなのでは?」みたいなことを言ってたのを見た。

セフレでも恋人でも恋でもない好きな男がいます。スイカよりも好きです。


そういえば去年の夏、自宅の屋上から人が降ってきて目の前でバシャーンとなったのですが、その時助けてくれた同じマンションの男の子と久しぶりに電車で会った。
「貸してた漫画返してね」って言われた。

忘れてた。ばらかもんの7,8,9巻。返さないと。

カレーは美味いし 好きな男はスイカよりも魅力的だし 桜は一人で見てもキレイだし ばらかもんは面白い。

暖かくなると元気になるからいいよね。

おわり。

 

地元北海道に弊社の社長と帰省したはなし

 

おす。どうも、さめです。

2016年12月26日~2017年1月1日の7日間、生まれ故郷である北海道札幌に帰省したので、振り返り日記を書いてみようかと思います。

 

2016年12月26日の話

出発前日、クリスマスだったので(美味しいもんでも食べたいな…)と思い、知らない人を集めて飲み会を開催。

オープン前の土間土間に押しかけてスタッフさんに嫌な顔をされながらお酒を飲みました。

ちょうどいい時間になったところでそこにいた友人をハプニングバーに送り届けて酔っぱらいながらも無事終電で帰宅。そのまま床で気絶。

 

起きたら目の前には空っぽのスーツケースと散らかった部屋。これから一週間北海道に行くぞ!という当日の朝に全く準備が出来てない。

飛行機の出発が夕方だったので、全然余裕~~!!とね、思いたいところなんですけど、この日はどうしても出席しないとならない打ち合わせがあったので、しっかり目の二日酔いで 頭痛と吐き気に耐えながら部屋の中の目についたものを片っ端から適当にスーツケースに詰めて出社。

 

打ち合わせも思いのほかスムーズに終わって、弊社の社長と合流。そのまま昼過ぎくらいに空港に着きました。

フライトは16時。余裕。

脳が機能停止しているときに荷造りしたのでスーツケースが小5女子の平均体重くらい重い ってこと以外は完璧。

 

時間が余ってるので空港でちょっと仕事をして、そのまま飛行機乗り逃しました。

 

(あれ?フライト何時だっけ?)と思った頃にはすでに飛行機は出発直前で、安航空会社のキレイだけど目に光がないCAさんに「今持ってる手荷物を全てここで捨ててもらえれば搭乗できますが、どうなさいます?」と聞かれました。

「あ~スーツケースを捨てるしかないのか……いやいやいや!!!!」って、出川に褒められるくらいの「いやいやいや!!」出た。

「飛行機に乗れる選択肢をご提案差し上げました(^^)」みたいな顔してますが、小5女子の平均体重くらいあるでかいスーツケース持ってる女にそんなこと言う?

まるで二択のように見せかけてるけど実質一択じゃん。

 

知っています。時間通りに行動しなかった私が悪い。そうです。

それにしたって、生活するのに必要なものが全部入ってる池乃めだか師匠の死体なら余裕で運べるくらい大きなキャリーバッグを捨てろって言ってんのに、「どうなさいます(^^)?」じゃないよ。キレてる人がよくやる作り笑顔やめてください。ごめんなさい。

 

この人絶対人生ゲームで子供産みまくって周りの人からたくさんご祝儀もらう度にニヤニヤするタイプだろうな…とか思いながら予約していた飛行機に乗るのは諦めて、明日の飛行機と今晩の宿を探しました。

なんで3時間も前に空港ついてたのにこんなことになるんだろう。不思議です。

私がグズグズ後悔してる間に次の日の飛行機もその日の宿も社長が用意してくれました。その日はそのまま成田に泊まることに。

社長がとってくれた宿に着いた頃にはすっかり「ねえ今日の夜何食べる~~?」って”飛行機乗り逃してない人”みたいになってたので、脳の記憶が有能じゃなくてほんとによかった。嫌なことすぐ忘れる。

 

宿の近所にある日本料理屋で魚の美味しい天ぷら食べながら「天ぷらってすごい。衣をまぶして油で揚げればなんでも食べられる。」って話をしながら日本酒を飲みました。

結局、「ティッシュ、ラップ、小枝くらいだったら天ぷらにしちゃえばイケる。」って気持ちのいい結論が出た。

帰るとき、「おあいそお願いします~」って板前のおっさん呼んだら「もう帰っちゃうんですか?これからティッシュ揚げようと思ってたのに~」だって。客を突然イジるなよ。

 

その日は2378億回くらい次の日のフライトの時間を確認してから念のため早めに寝ました。

 

途中ですごく当然のことのように「弊社の社長と合流して」って書いたけど、帰省に社長が付いてくるの変じゃない?

11月頃に社長と飲んでるときに「年末北海道に帰るんです~」って言ったら、ものすごく自然に「あ、俺も行こうかな~」って言われた。

「ちょっとトイレ行ってくるわ~」みたいなテンションで「俺も行こうかな~」って。

気づいたら「わかりました~」って言ってた。

その日家に帰ってから「え!!!!従業員の帰省について来るの変じゃない?!?!?」ってなったけど、(冗談かもしれないし…)と思ってほっといてたら1週間後には「飛行機何時~?席となりにしよう~」とか「宿どうする~?」とか話が進んで、あれよあれよと言う間に一緒に帰省することになってた。

 

社長と丸々5日間。情熱大陸の収録かよ。

 

まあ色々言っておいて帰省中に社長がいても特に差し障りないんですよね。私にはあまり自我がないので。

 

 


2016年12月27日の話

この日はさすがに飛行機に乗れました。よかった。

乗ろうとしていた飛行機に何かしらのトラブルが起こってフライトが1時間半遅れ、空港の床に約二時間体育座りしてたけど、とにかく無事に乗れたのでよかった。

前日乗り逃した飛行機が8000円くらいで、予約し直した飛行機が30000円くらいだったけど大丈夫。乗れたし。荷物も捨ててない。

風が強すぎて飛行機が新千歳空港に着陸できずに「このままあと30分飛行して、それでも着陸できなかったら旭川(札幌まで車で3~4時間の街)に着陸します。」ってアナウンスが機内に流れたけど大丈夫。横にいた老夫婦と目を合わせた後に神に手を合わせたらなんとか新千歳に着陸できたし大丈夫。ジーザス。

大丈夫なんですよね。

空港に到着した時点で予定より3時間程遅れており、このために帰って来たと言っても過言ではない 今回の帰省のメインイベントである”好きな人間がたくさん集まる忘年会”に大幅に遅刻していること以外は。大丈夫です。

 

いつもこうなんですが「大丈夫大丈夫!」って言ってる内にぜーーーーーーんぜん大丈夫じゃなくなってるんですよね。ほんといつもこう。

大学の単位計算を2単位分間違えて留年したときもこうだったし、このパターン常連すぎる。もう見飽きた。紅白に出てくるラスボスみたいな小林幸子くらい見飽きた。

 

新千歳空港着いた時点でもうかなり開き直っていたので、忘年会の会場に行くまでの道で社長とスープカレーを食べました。

無味。

乗ってないのも含めて片道の飛行機代を40000円ほどかけて北海道まで好きな人間に会いに来て、イベントに間に合わないなんて…今すぐ会場ごと燃やしてしまえば別の日程で最初から参加できるかな…?ははは、と思いながら食べるスープカレーがボルビックかな?ってくらい無味。

「はあ、結局忘年会に少ししか参加できない…昨日荷物を全部捨てて飛行機に乗っておけばよかったのかな…」って茶色いボルビックをすすりながら社長に言ったら「このスープカレーを食べずに少しでも早く会場に着くようにすれば良かったのかもよ?」だって。

それは言わない約束だろ。

芸人対して「なんか面白いことやって」って言うのはタブー、テスト前の子供に「早く勉強しなさい」って言うのはタブー、現実逃避している人に対しては「問題に向き合ったほうがよくない?」って言うのがタブーでしょ。

サンコンさんに「1コン…2コン…??」とか言っちゃダメなのと同じだよ。自主性を尊重してくれ。

 それでも24歳の大人として そこは素直に「え!?ほんとにそうじゃない!?!?早く行ったほうがよくない!?」っつって、食べかけのボルビックと社長と池乃めだか師匠の死体が入ってるキャリーバックをその場に置き去りにして忘年会の会場に向かいました。

 

結局30分位しかいられなかったけど、久しぶりに会えた友人たちにケツを触られ、あまりの弾力に「ガードルつけてる!?」って疑われたりして大満足でした。

ガードルつけて帰省するわけないだろ。SMクラブの跡取りでもそんな尖った気合の入れ方して帰省しないよ。

 

その後無事に 飲んだり歌ったり踊ったり転んだり後輩の恋の話を聞きながら赤べこのようにただ首を立てに振っている内に 二次会、三次会と移動し、気づいたときには終電もないしタクシーは1時間待ちだったので、5回くらい転びながら年末なのにガラガラの変なホテルにたどり着いてそのままそこに泊まりました。

 

それでこの日は終わり。

 

話は戻るけど、ちょっと年の離れた後輩の恋話ほど興味のわかないトピックって他にあります?哀川翔のメガネフレームが新しくなりました!よりも興味ない。

この日、動物園のオリの中でキリンに追いかけられるっていうこわい夢を見たんですが、”ちょっと年の離れた後輩の恋話”a.k.a.”本日のブラジルの天候よりも必要のない情報"に少ない脳のメモリをもっていかれたことが原因だと思うんです。

 


2016年12月28日の話

通勤ラッシュの満員電車に揺られながら社長が待つホテルに帰って、ちょっとだけ寝てサイゼリヤに好きな人間を集めて昼からバカの量のワインを飲んだ。

サイゼリヤはいつだって私たちに優しい。

 

北海道に住んでいた頃はサイゼリヤ、炎(北海道にしかない居酒屋)、串鳥(北海道にしかない焼き鳥屋)が不動のスタメンだったのですが、今はサイゼリヤ土間土間、鳥貴族がスタメンです。なかなかそれ以外の飲食店に入りたいと思えない。ずーーっっとローテーションです。

 

それにしてもサイゼリヤが強い。北海道でも東京でも変わらずにそばに居てくれたサイゼリヤ。唯一無二の飲食店。全国津々浦々のあらゆる国民に愛されている。悪いところがない完璧な空間。

早い・美味い・安い・駅から近い この4つの平均点が大体70ポイント以上だったら私にとってだいぶいいお店なのですが、サイゼリヤは完全に平均点が高い。

平均が90ポイントを超えてる。道でワンカップ飲んでも大満足なのに、サイゼリヤでパーティーなんて開いたら多幸感がすごい。

と、まあサイゼリヤが素晴らしいのは周知の事実だと思いますので、サイゼリヤの話はこれくらいにします。

どなたか一緒にサイゼリヤが素晴らしいという話をサイゼリヤでしませんか。メンバー随時募集中です。6時間は付き合ってもらうぞ。お願いします。何卒。

そんで、その日、北海道の友人たちが私の行きたいところに合わせてくれると言うので、「炎(えん)」という安くて美味くて駅から近い居酒屋を計3軒はしごしました。サイゼリヤ→炎→炎→炎

あまりにも大人気なので札幌の中心地に20店舗くらい密集してるんですよね。炎が。

 

私は一度気に入ったものをかなり長い間愛する傾向があるので、1日に何回も同じ居酒屋に行くし、何回目だろうが毎回全く同じメニューを頼みます。

炎の「牛すじポン酢」が1つ注文するごとに1ポイント付く制度だったら貯まったポイントでスクーターくらいは交換できてたと思う。

 

そんで、本日3軒目の炎でペロンペロンになった頃にふと横を見たら元カレが座ってて、知らない間にめちゃくちゃ笑いながら元カレと肩を組んでました。

「え!!!なんでここにいるんですか!?!?」とかなりびっくりしたんですけど、どうやら私が元カレに気づいて騒ぐ30分ほど前から横にいたみたいですね。

もう何もわからない。シラフのときだって何にもわからないのにね。お酒飲んでしまうともっと何もわからない。

とにかく気づいたら元カレが横に居て、気づいたら肩を組んでて、帰るぞ~ってなったときもそのまま肩を組んでお店を出たのですが、肩を組んでる方と逆サイドから男の人に話しかけられて、顔をみると別の元カレでした。”元カレサンドイッチ”の完成です。

はいはいBLTBLT。パン!ベーコン!レタス!トマト!パン! 元カレ!俺!元カレ!!

別の元カレは偶然そこを通りかかったらへべれけの私を見かけたので話しかけてくれたらしいのですが、そんなことある?元カノってだけで十分気まずい気持ちになる要素として強いはずなのに、知らん男と肩を組んでる元カノなんて1番話しかけたくないステータスでは?

見知らぬ男と肩を組んでる元カノに「おお~~!帰って来てたのか~!いつまでこっちに居るの?」って話しかけるのやめなよ。

アホな少年のふりしてるときのコナンかよ。無邪気。

自分でもわかるくらい酔っ払っていたんですけど、2秒で血の気が引いて酔がさめました。両脇を元カレで挟まれる現象、ウコンよりもヘパリーゼよりもアルコール分解効果がありそうです。

 

酔のさめた冷静な頭で肩を組んでる元カレから自然に腕を離し、話しかけてきた別の元カレの質問にサッと答えたあと「あ!終電が!」と言ってダッシュでその場を離れ、年末の人混みに紛れました。

簡単。かなり華麗な元カレさばきだったと思う。

「こちら元カレです。」「そしてこちらも元カレです。」ってお互いに紹介したらどうなるのかな~と一瞬頭をよぎったものの、やらなくてよかった。

 

突然帰ったことにびっくりした友人たちと元カレたちから何度か連絡がきていたみたいなのですが、北海道が寒すぎるせいで携帯の充電が切れていたのでそのままホテルに帰りました。

 

社長に先程起こったことを怪談話さながら話したところ、「北海道広いのにねーww 別の元カレも入れてみんなで飲み直せばよかったじゃんw」って言ってた。元カレが2人もいる飲み会用の表情持ち合わせてないので却下。

 

 


2016年12月29日の話

北海道はほんとに寒い。人間が過ごすのに不向き。

この時、すでに滞在3日目であまりの寒さにかなり怒っていたので、22年間これに耐えていたことを考えると、この前シティボーイに「北海道の女はエグみが強い」って言われたのも頷けます。人格形成に最も影響ある青春時代をこんな冷凍都市で過ごしたらこうなるんだよ。

この日は社長と寿司を食べたり友人夫婦とお酒を飲んだりして過ごしました。外に数時間立ってるだけで平気で人が命を落とすほどアホみたいに寒いのに、結構まともに外出したので満足。

 


2016年12月30日の話

この日は社長の北海道滞在最終日だったので、一緒にテレビを観て過ごしました。

しゃべくり007のスペシャルがやってたので、それを観ながら散々大爆笑させていただいたのですが、観終わってから「あ、これ前に観たことあるやつだ…」って気がついてゾッとした。2時間丸々新鮮な気持ちで楽しめたからチンパンジーより記憶力が無いのも便利だね。

そんなんしている内に社長の飛行機の時間が迫ってきたので見送りに。

社長を駅まで送り届ける道中、「男牡蠣」という文字が書かれた看板と「ゴリラ牡蠣」という文字が書かれた立て札を見つけた社長が「北海道には色んな牡蠣があるんだね~」だって。ねえよ。

多分、看板出してる居酒屋が勝手に名前つけてるだけなんだけど、もうすっかり疲れていたので「殻がゴリラの顔に見えるのがゴリラ牡蠣で、精力がつくのが男牡蠣です」って言っておきました。「へぇ~」じゃねえよ。信じるな。

 

 


2016年12月31日の話

この日は実家に帰って、久しぶりに母上と対面。

この人会う度に小さくなっている気がする。人間の命の残量ってほんとに見た目に出るよな~ということを実感する。

 

近況報告をしたりしながらビールを飲んだりした。

 

そのままソファで年越し。

うちにはベッドが一つしかないので、物心ついた時から私のベッドはリビングのソファだった。

 

母上のほうが私よりも随分早く寝て、昔よりずっと夜更かしが平気になっていることを実感したりした。

 

 


2017年1月1日の話

翌朝、飛行機を乗り逃したらこわいので早めに家を出て、最寄りのバス停まで母上に見送ってもった。

昨日は気づかなかったけど、よく見ると母上の身につけてるものの8割が上京するときに私が捨てていったものだったので、なんだか言い表せないショックを受けた。

 

私の捨てた服を着るな。私が捨てたアクセサリーを付けるな。

 

何よりショックだったのが、POU DOU DOUのミントグリーンのアウターが私よりも似合っていたことですね。顔がかわいいんだよなあ。

 

バスが来たので乗ろうとしたら母上に握手を求められたので、握り返した。

母上の手がめちゃくちゃ激しい海で荒波にもまれた岩肌くらいザラッザラだったので、これから極寒の地に母上を一人残して、人がたくさんいて年中雪が降らない街に一人で帰ることを後ろめたくなった。

 

そういえば、この日みた初夢は(1月1日に見た夢は初夢って言わないらしいので初夢じゃないらしいんですが)街に爆弾が落とされて、 好きな人に口座からお金を勝手に引き落とされて、友達に呼ばれて喫茶店に行ったらアム◯ェイの勧誘で、ヘトヘトの状態でなんとか会社にたどり着いたら爆弾が直撃しててビルごと吹き飛んでた。っていう夢でした。

 

北海道のせいだ。

 

東京着いてからすぐにちょっといいハンドクリームを3つ北海道に送りました。数日後「どうしたの、気持ち悪い。」ってメールがきたけど「別に」って返した。

 

 

ただいま。ただいま東京。

 

 

 

アルバイトのはなし

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おす。どうも。さめです。

今回はアルバイトの話します。

 

私が初めてアルバイトしたのは中学生のときで、北海道で有名なチョコレートメーカーの社長の犬を散歩させるアルバイトをしてました。

初めてのアルバイトが社長の犬の散歩なの変だろ。

 

現在までに大体20箇所くらいでアルバイトしたことがあって、やってきたバイトの中にはラーメン屋さんや、オムライス屋さん、テレアポや農家の手伝いなどの他に風俗店でのアルバイトもあります。

 

女子大生だった頃、風俗嬢だったはなし

働き始めたのが たしか大学1年生の時で、働いてたのはすすきのにある風俗店。その界隈では結構大きいグループがやってるお店でした。

私が務めていたお店は一応"脱がなくてもいいし嫌だったらお客さんとキスもしなくていい"ってことになってたので、風俗界ではかなりサービスの軽い方のお店でした。

それに、当時私を指名して通ってくれるお客さんは一緒にケーキ食べたり、肩もんだり、お話するだけでいいから…というような人の割合も多かったように思います。

 

風俗嬢とおじさんたちのはなし

出勤すると一人の女の子に対して一部屋割り当てられて、半日~1日、接客中も待機中もその部屋で過ごすんですけど、当時の私は仕事とプライベートを分ける という感覚があまりわかってなかったため、接客中も‟自分のお部屋にお友達を招く”ぐらいの自由さで仕事してました。

指名してくれたお客さんと3時間一緒にいて、その内2時間私が寝ている というようなことが結構ありました。怠慢。

想像してください。薄暗くて暖かい個室で肉襦袢来たプーさんみたいなおじさんと添い寝したら寝てしまいませんか?

寝ないか。

そこそこ想像力がある女の子は今ゾッとしたのではなかろうか。完全な個室の中で知らないデブのおじさんとほとんど着てないのと同じような薄着の制服を身に着けて身体を密着させるのって、普通の感覚でいったらこわいですよね。

こわいと思う人のほうが多いと思うんですけどね。なぜか最初からぜーーんぜん平気だったんですよね。知らないおじさんとの密室。

男の人とイチャイチャできて、お金まで貰えるなんて最高〜〜!!お客さん全員かわいい大好き!と思ってましたね。

あとまあ、すぐ打ち解けた方がエッチなサービスをしてるときに楽なんですよね。お互いに無理やり何かを強いることがなあまりなくなるので。

そんなこんなで、プロとして、一人の女子大生として信じられないくらいの自然体で働いてました。

こんなこと言うと怒られそうだけど、あのお店での振る舞いはあんな感じでよかったんだろうなあ、と今でも思ってます。

だって、“めちゃくちゃえっちなことがしたい!”という人は当時私が働いていたようなサービス軽めのお店にはそもそも来ないんですよ。

あのお店に来てくれるお客さんはきっとみんなちょっとエッチな女の子のお友達が欲しかったんじゃないかなと思います。

そういえば、そのころ「(世のおじさんはお金はあるけど寂しい人が多いんだな…)」ってよく感じていた気がします。

ある程度年をとってしまって、だれにも甘えたり出来ない男性は私の想像よりも孤独なんだな、と。色んなおじさんと仲良くなる内に人間のことが何にもわからない私でもお客さんから伝わるSOSみたいなのはたまに感じていました。

そんなの、共感したところで1時間くらい”ちょっとエッチないい子”でそばにいるくらいしか私にはできないんですよね。

風俗店って裸になる上に個室だし、‟下界では全くの他人”ってこともあってフラットな状態で会話できるから、人によってはかなり打ち解けやすい環境なんですよね。

もちろん全てのお客さんに対して出来るだけ親身になりたいし、連絡先教えるのもご飯に行くのも彼女になるのも全然いいけど、それで「(孤独なおじさんが救われるのでは?)」って考えるのはちょっと傲慢っぽいし、もしそうだとっしても、その方法だと1人のおじさんしか癒せない。(目の前にはたくさんの孤独なおじさんがいるのに…!)というような、どうしようもないことに憤りながら、すすきのの風俗店で週に3回ほど”ちょっとエッチないい子”をやってました。

私は私で家庭環境おしまい女だったので、お客さんとの距離感バグってたんでしょうね。

1回、教えてないのに私の在籍している大学を調べて学校祭に来ちゃったお客さんもいました。

風俗嬢の学校祭に来るなよ。

 

ネットワークビジネスをやってる人たちと一緒にタワーマンションに住んでたはなし

いろんな人と会ったといえば、風俗嬢だった当時、ツイッターで知らない人に誘われて某ネットワークビジネスねずみ講と呼ばれるジャンルの商法)で有名なア〇ウェイの人たちだけが住んでいるタワーマンションに通ったり住んだりしていた時期がありました。

そこに住んでた頃、この人たちは普通にいい人たちなのに、なんでわざわざ無理して笑ってるのだろうか…とよく思ってました。

月に何度もパーティーを開き、(それがア〇ウェイをやっていない人を勧誘する機会になっていたんだけど、)人見知りなのに無理にオープンマインドを意識してニコニコしているときの張り付いた笑顔を「(この人達、夜寝る前に一人になった時泣いちゃったりしてるんじゃ…)」と思いながら眺めていました。

SNSに“自分の人生は素晴らしい。すべての出会いに感謝。”というような投稿をするのが彼らの特徴だと思うんだけど、とにかく表面上のイメージとは真逆で、タワーマンションの中での恋愛事情も複雑だったし、上下関係とかお金のこととか内部はかなりドロドロしていました。

組織の構造も思ってたより複雑でした。派閥があったり、それとは別に個々人にランクがあったり。

私が通ったり住んだりしてたのは北海道で1番大きな派閥のリーダーも住んでいるタワーマンションで、リーダーが1番儲かっていたし(ネズミ講なので当たり前なのですが)、モテてました。タワマンの中に元カノがたくさんいる状態でしたね。変なの。

そんなある日、いつも通り風俗店に出勤したところ、廊下でたまたま知っている人にばったり会ったんですよ。

ア〇ウェイのリーダーの婚約者。

当たり前だけど、ネットワークビジネスの収入だけで生計を立てられる人間なんて本当に一握りで、あとのメンバーはテレアポやキャバクラや風俗で働いていたんですよね。

そこの製品を大量に買い続けながら生活していくのはかなりきつかったのでしょう。

でも頑張らないとそこにしか居場所がない。というような人も結構いたみたいで、リーダーの婚約者もその中の1人だったみたいです。

その日以来、タワマンでリーダーの婚約者に会っても(お前!あの話絶対すんなよ!?!?)って目をされていたので「この前、あのお店ですれ違いましたよね!?」と喉まで出てきたけど結局直接聞くことはできなかったです。

 

ネットワークビジネスのリーダーと婚約していた風俗嬢のお姉さんへ

みんなで住んでるタワマンから徒歩5分くらいのところにある風俗店で働くの、リスキー過ぎるだろ。

 

ごはん代も家賃もほとんど払ってなかったので、そこそこ高待遇だったんだと思うんですが、他に入り浸れる家が出来たのでタワマンに通ったり泊まったりするも段々なくなっていきました。

 

お店の中の人たちのはなし

他にもいろんな人に会いました。お店で働く人たちともたくさん友達になった記憶があります。高校の時の同級生のお姉ちゃんとか。

イラストレーターのお姉さんと仲良くなって展示会に行ったこともある。

暇な時はフロントでスタッフさんと一緒に無駄話してたし、風俗専門のカメラマンさんとはよくカラオケに行ってた。

風俗店でよくあるのが、男性スタッフがバイトの女の子とお客さんのことをバカにして、バイトの女の子がお客さんと男性スタッフをバカにする。お客さんも男性スタッフとバイトの女の子のことをバカにする。というような構図。

不安や不満を誰かのせいにしたいんでしょうね。

それぞれのポジションから聞こえてくる“所詮風俗店で働いている女”とか“お金を払わないと女と話す機会のない非モテおじさん”とか“風俗嬢が稼いだお金で生活していて社会的に死んでる男性スタッフ”とか、自分の保身のために相手を蔑むような思考なんて、仲良くなってしまえば、もうそんなのどうでも良くなると本気で思ってて、結構真剣に店内でお友達増やしてました。

出来るだけ働きやすい環境で仕事したいと思ってたんですよね。風俗嬢なのに何言ってんだって感じかもしれないけど。

 

結局そのお店で風俗嬢として働いていたのは1年半くらいでしたが、かなりいいお店でした。

楽しかったな〜お客さんのこともみんな大好きでした。

当時私にガチ恋してくれていたお客さんが同じ店舗の別の子に抜いてもらってから私を指名してくるのも面白かったです。かわいいね。

 

風俗嬢やったから知ることができたこともたくさんあって、例えば、そこの女の子たちはサービスのクオリティ担保のために2~3ヶ月に1度、スタッフさんにエッチな研修をしてもらうんですけど、それってすごくないですか?世には「エッチな研修」ってのがほんとにあるんだな~~って。感動しましたね。

あとは、(風俗店に来る)男のパンツが8割近くユニクロ ってことも風俗嬢のときに知りました。

私の場合、かなり忘れっぽいので、お客さんごとにカルテをつけてたんですよね。名前とか職業とか、聞いた話全部。あとは性感帯。そこにパンツがユニクロかどうかも書いてて、計算したら大体8割位がユニクロでした。そんなことある?

こんなにみんな同じメーカーの下着つけてるの面白くないですか?ズボンを脱がせる度に「またかよ!!!」と心の中でツッコんでました。週6でカレー食わされてるみたいな感覚です。週6でカレーは別に嬉しいか。

それより、"女子大生の風俗嬢が自分の個人情報と性感帯が書かれているカルテを勝手に作ってる"っていう事実、結構嫌ですね。

 

なんか長くなっちゃったな。

 

そんなこんなで今回はおわりです。

 

書いてみたら全然おもしろくなくてびっくりした。

聞いてくれてありがとう。

 

おわり。

 

 

 

 

 

160129のはなし

 

 

おすおす。

どうも。

さめです。

今日は

 

160129のはなし

を聞いてほしい。

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その日は適当に仕事を終わらせて、いい匂いのボディクリームを買ってから仲良しの美女とお酒を飲みに行った。

その日のお酒は美女がセッティングしてくれた飲み会だったんだけど、メンバーの内訳が

・70歳くらいのバンドマン(全身ピンクでドクロ柄の服(ピアスも指輪もピンクのドクロだった…!))

ハプニングバーに通うTENGA社で広報やってる女の子(かわいい)

・広報の子の友達(ハプニングバーに通ってる)

TENGAで働いてるおじさん(いつもお土産でえっちなグッズをくれる)

・歌舞伎町の女王様(バツ3)

・女王様の旦那さん(4度目の夫)

・女王様のお父さん(養親)(バーテンでDJ)

・巨乳の女子大生

・美女

その他...

だった。濃い。他にも何人か変な人が居たけど、もう覚えていない。

東京はすごい。

私の語彙力にも問題があるけど、これしか言えない。東京はすごい。

状況に脳みそがついていってないままお酒を飲んでいたら余計に何にもわからなくなり、さっき買ったばっかりの ボディクリームをハプニングバーに通っている女にあげてしまった。

いい匂いのボディークリームもハプニングバーで使ってもらえれば本望だろう。

みんなが大人の玩具を眺めたり女王様に色々質問したりして楽しそうに過ごしている間に、私はコースの〆で登場した大量のうどんを茹でたり、食べたり、人に配ったりしていた。(後にうどん大使と名付けられた)

どう考えてもその時のメインイベントはうどんじゃない。

どうしてあんなに躍起になってうどんを配ったのか自分でもわからない。

みんな楽しそうに話していたのに。

私だけうどん。

それはそうと、私のような日本の端っこから出てきた一端のうどん大使でも、歌舞伎町の女王様と盃を交わすことなんてあるんだなあ。と感動した。

東京はとんでもない街だ。

来てよかった。

 

聞いてくれてありがとう。

おわり。